関東1部リーグ2013 第3節 7月20日 駒沢体育館
リガーレ東京 2-2 ブラックショーツ
守備の堅いリガーレと攻撃力の高いブラックショーツの対戦。
まだ勝利のない両チーム。序盤からブラックショーツがポジェッション高く攻め込む。
リガーレは堅い守りから碓井や安川のミドルシュートを中心に対抗。
ブラックショーツの決定機を連続で耐えたリガーレは13分、ゴール前でフリーになった碓井が
切り替えしてディフェンスとキーパーをあざむき、技ありシュートを決め先制。
さらに18分には第2PKを碓井が決め2-0とリードを広げる。
ブラックショーツは19分、ロングボールを山口が合わせて1点を返し前半終了。
押している時ほど隙が出来るのか、点を取られてしまうブラックショーツ。
前半のうちに1点返したのは大きいが、こんな試合は繰り返せないと気持ちを整理して後半へ。
「どちらもここで勝たなければいけないと思っている試合。」というリガーレ広島監督。
13分、リガーレのキックイン。ゴール前でこぼれたボールが碓井の前へ↓
ワンステップ入れて、巧いシュートを決める!
リガーレ先制。碓井、ステップダンスで喜びを表現。
ブラックショーツは何度も決定機を作るがゴールインしない。
キーパーをかわしても碓井がクリア。
ヘディングシュートはバーへ。
18分、リガーレの第2PKを碓井が決める。2-0。
19分、裏に出たパスを山口(ショーツ15)が浮かせてゴールへ。ようやく1点返すブラックショーツ。
<後半戦>
後半立ち上がりこそ慎重に試合に入った両チームだが、徐々にブラックショーツの攻撃が
分厚くなっていく。田口、木村、山口を中心に動き回ってボールを動かし、前が開けば即シュート。
途中出場の新戦力・鈴木も大きな体を活かした突破を見せリガーレゴールを脅かす。
リガーレはキーパー柴田の好守や碓井、西野らのカバーリングで守り、
そこを崩したブラックショーツのシュートもわずかに枠外に転がるなど、2-1のまま終盤へ。
しかしブラックショーツの早い動きの前に30分には5ファールが溜まっていたリガーレ。
33分、田口を倒し第2PKを献上すると、これを田口が自ら決めてついに2-2の同点。
こうなればリスクを犯して反撃に出るリガーレ。第2節でも残り1分で
ファイルフォックスに同点に追いついた安川の強烈ミドルがゴールをかすめる。
ブラックショーツは終始激しく攻め立てたが、勝ち越しゴールは奪えず2-2のまま試合終了。
堅守だが得点は個人技になることが多く、試合巧者だが勝ちきれないリガーレ。
ボールを回す力、スピードは十分ながら、守備に隙が出て先行され苦しい試合になるブラックショーツ。
対照的な両チームの対戦は、そのまま両者の特徴が出て、どちらも勝利を奪えない、まさに痛み分け。
フウガを除くチーム力の差はわずかと思われる1部リーグだが、互いに上位に行くための課題を確認した一戦だった。
後半を前に飯田(ショーツ1)を中心にして試合の進め方を話し合うブラックショーツ。
試合はブラックショーツが押し込んで進むが、点は入らない。
新戦力の鈴木(ショーツ5)。強いフィジカルを活かした突破で攻撃に変化を与えた。
33分、田口(ショーツ10 )が倒され第2PKゲット。
田口自ら決め、2-2の同点に追いつく。
直後、今度は田口のファール。
同点に追いつかれたリガーレは再度攻撃に出る。安川得意のミドルシュートは惜しくも左へ。
ブラックショーツはゴール目前に何度も攻めるが勝ち越し点は奪えず。
同点のままタイムアップ。勝ちきれない両者。どちらにとっても残念な引き分け。
早く一勝をあげたいリガーレ。次回こそ沢山のサポーターに勝利の報告をしたい。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時