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　関東リーグ2012 参入戦　神奈川県民体育センター 2月17日
　　
　　　　関東リーグ2部参入戦は、関東各都県リーグトップの8チームが初日(2月16日)にトーナメントを行い、
　　　　2日目(2月17日)に、初日の上位2チームと2部11位12位が参入決定戦を行い、勝利チームが2部に参入する。
　　　　来期は1部リーグが1チーム増える影響で、今期は3チームが2部に参入できるため、
　　　　この日の第1第2参入戦に敗れたチーム同士が第3戦で対戦し、そこで勝利したチームも2部に参入できる。
　
　　参入戦第1試合　ベガーラFC千葉(黄青) vs MORANGO栃木(緑)
　　　
　　2部11位のベガーラに対し、栃木県リーグ優勝のMORANGO栃木は序盤優勢に進める。
　　10番山崎暢文・11番山崎知宏が力強いドリブルでチャンスを演出。7分には山崎知宏の得点で先制する。
　　このあとベガーラはワンチャンスを生かし一旦追いつくが、MORANGOペースは続き、
　　13分に再度MORANGOが勝ち越して1-2。しかしこの辺りから組織で上回るベガーラが流れをつかみ出す。
　　ベガーラは前半16分に2-2に追いつくと、後半は開始からMORANGOを圧倒。
　　25分、29分の得点で4-2とリードを広げ、勝利に近づいたと思われたが、
　　これで奮起したMORNGOが息を吹き返し、31分、33分の得点で同点に追いつく。
　　結局、序盤MORANGO→中盤ベガーラ→終盤MORANGOの流れとなった試合は4-4で決着はPK戦へ。
　　PK戦ではMORANGOのGK福地がナイスセーブを連発。なんとベガーラに1ゴールしか許さず
　　1-4で勝利！MORANGO栃木が悲願の関東リーグ参入を果たした。

　

　
　

　
　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　見事関東リーグ参入を果たしたMORANGO栃木の山口監督にお話をお聞きしました。
　　＜参入おめでとうございます！＞
　　いやー、もう4度目の参入戦だったので、で、幸いにも組み合わせも東京さんや埼玉さんと当たらずに、
　　ついに参入できたんですけど、でもどこも気持ちを出して戦ってくる相手だったので、
　　本当に苦しかったですが、素直に嬉しいです。
　　やっぱり上がったからには、1年でまた落ちないように、うちの特徴は攻撃なので、
　　その攻撃スタイルを生かして、関東リーグで戦えるように、これから仕上げて行きたいと思います。
　
　　＜2部での戦いでここを見て欲しい、というのはありますか？＞
　　1対1の勝負というところで、うちは力を持っていますので、そこで見ているお客さんを沸かせたいと思います！　
　

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　参入戦第2試合　LIBERDADE CHIBA(黄) vs 府中AFCサテライト(白)
　　　
　　東京都1位の府中AFCサテライトは、1月の全日本選手権で関東リーグ1部勢を破り
　　関東第2代表になっている。この日はその勢いを継続し、2部12位のLIBERDADEを圧倒。
　　開始1分、立てパスをゴール前で磯崎がコースを変え先制。その後も府中は全く危なげなく試合を進める。
　　2点目が7分、3点目が13分とそこまでは時間がかかったが、その後ゴールラッシュ。
　　なんと前半のうちに6点を奪い、早くも試合を決める。キャプテン田中惇史は前半でハットトリック達成。
　　府中はトップチームの伊藤監督も、若手の育成を目的にプレーヤーとして参加。
　　FIXOの位置でチームを鼓舞し、それに答えた選手が集中を切らさずに試合を展開。
　　サイドを縦に抜け、ゴール前で横に揺さぶるボール回りの良いフットサルで次々に得点を重ね、
　　反撃の機会も与えず0-11で完勝！ 覚醒した府中AFCサテライトが目標通り、
　　今期中での関東リーグ参入を果たした。関東2部でもいきなり強豪となりそうな勢いでの参入となった。
　　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　

　
　

　
　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　　　　　　　　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　
　

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　参入戦第3試合　ベガーラFC千葉(白) vs LIBERDADE CHIBA(赤)
　　　
　　今期の2部11位と12位、第1第2試合で敗れた両チームが2部最後の枠を争う。
　　ともに今期2部で勝利をあげることが出来ずに終了した千葉県勢同士。ここで敗れれば
　　良いところなく今期を終えることとなる。なんとしても勝ちたい。
　　しかしこの日2試合目となるためか、静かにゲームは進む。
　　やや優勢に進めていたベガーラが12分に先制するもLIBERDADE が追いつき前半は1-1。
　　後半に入りようやく白熱してきたゲームは、21分にベガーラが勝ち越すと、その後も
　　ベガーラが優勢に進める。LIBERDADEが反撃の機会を見出せずに時間が過ぎるが、
　　攻めるベガーラも追加点を奪えずに終盤へ。それでもこのまま2-1でベガーラ勝利と
　　思われた残りなんと2秒。LIBERDADE 15番西澤が中央距離のあるところから最後のシュートを放つと
　　これがグラウンダーでゴール右済に決まり、なんと土壇場で同点！決着はPK戦に持ち込まれる。
　　PK戦はベガーラが止められればLIBERDADEが外し、サドンデスの末、3-4でLIBERDADEが勝利。
　　ベガーラはこの日の参入戦2試合をいずれもPKで落とし、しかも2試合目は残り2秒で追いつかれての敗戦。
　　悔しさがにじむ無念の降格となった。
　
　

　
　

　
　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　
　
　　　この結果、来期関東2部へMORANGO栃木と府中AFCサテライトの参入が決定。
　　　LIBERDADE CHIBAが残留、ベガーラFC千葉の降格が決まりました。

　　　　※同日、同会場で行われていた関東女子リーグ参入戦の模様を
　　　　ラブフットボールのスタッフが写真に収めています。 こちら でご覧になれます。
　
　　


　　 　
　

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写真： 大関朋美　金子保子　中根高磁

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