Fリーグ2010
第12節 10月29日 浦安 2-0 花巻 浦安市総合体育館
上位を狙うために、これ以上負けられない6位浦安と8位花巻の対戦。
浦安は開幕前の下馬評を覆し6節では2位になるなど上位争いに加わっていたが
このところ3戦勝ち星が無く6位と後退。しかし第10節代々木セントラルでは
名古屋に2点先制し後一歩まで追い込むなど、チーム力は衰えていない。
花巻は4連敗でスタートしたが、その後は3勝4敗と
上位チームとも互角の戦いを展開しており、チーム力が向上中。下位脱出を狙う。
得点経過
前半 5分 浦安(5)小宮山友祐 1-0
前半10分 浦安(6)荒牧太郎 2-0
先発は浦安がGK藤原・小宮山・荒牧・中島・稲葉。
花巻がGK肥沼・チーニョ・久光・渡邉・アンデルソン。
立ち上がり、積極的なのは花巻。しっかり守ってカウンターという明確な狙いと、
遠目からでも打っていく姿勢で浦安ゴールに多くのシュートを放つ。
前半だけでチーニョが6本、渡邉が8本のシュートを放った。
しかしシュートの正確性に欠け、枠を外すかゴレイロの正面を突き得点を奪えない。
中島(浦安7)のシュートをブロックする今井(花巻4)
花巻はしっかりした守備からカウンターで序盤の主導権を握っていたが・・・
やや花巻の攻撃パターンに慣れてきた浦安は前半5分、右コーナーキックを得ると
そのリスタートのボールをゴール左側で待つ小宮山がダイレクトボレーシュート。先制点をあげる。
さらに10分、今度は左中盤から大きく右エンドラインへのクロスボールに走りこんだ荒牧が
これもダイレクトボレーシュート!いずれも難しい見事なシュートで2-0とする。
先制点をあげガッツポーズする小宮山
2点を追う花巻は今井・後呂を投入しキープしてパスをつなぐ。
後呂は切り返し等のテクニックで浦安を翻弄するがシュートが枠に行かず、
前半の花巻のシュートは23本(浦安17本)だったが結局無得点。
後呂(花巻10)はキープ力がありカウンター主体の花巻のプレーに幅を与えていた。
花巻の攻守の要チーニョ(花巻3)は前後半合わせて10本のシュートを放った。
花巻の得点源で唯一の日本代表渡邉(花巻9)には浦安の執拗なマークが付いた。
後半に入ると浦安は慌てて攻めず両者こう着状態。
攻めなければいけない花巻に攻め手がなく時間が過ぎる。
残り6分でチーニョをゴレイロにしてパワープレーに出るがこれも有効な攻撃に結びつかず、
大きな決定機のないままタイムアップを迎えた。
長谷川(花巻16)は後半投入されたが流れを変えるまでには至らなかった。
花巻は浦安の27本を大きく上回る38本のシュートを放ったが、その多くが枠外だった。
今期初の無失点勝利にバルドランとハイタッチする稲葉
4節ぶりの勝利でサポーターの声援に答える浦安の選手たち
花巻・ジオゴ監督のコメント
内容は良かったが浦安のスーパーゴールに負けた試合。
後半は浦安にゲームをコントロールされた。
花巻はシュートは多かったが決められないのはもったいない。
先週の大阪戦(4-5で敗戦)も惜しいゲームだった。いづれも相手のハッピーデーだった。
(内容的に互角。花巻がもう少しで勝てるチームになってきた。という意味。)
浦安・岡山監督のコメント
前節の反省を込めて、マークを外さない、最後まで集中を切らさないという課題を持って
挑んだゲームだったが、それを達成できた試合だった。
2本のダイレクトボレーシュートは狙っていた形ではあったが、素晴らしいシュートだった。
ゲームの立ち上がり、上手くいかない場面で
荒牧から岩本に代えて(前半4分)組み立てられるようになった。
花巻は渡邉に当てて来るので彼を自由にさせないという課題もあった。
しかし花巻は久光などが入り以前よりパスをつなげるし、押される場面もあった。
なので後半は意図的に守ったというより、そういう形になってしまった。
3位以内が目標なので今日の勝ちで3位と勝ち点差が3以内に縮まった。
そういう意味で大きい勝利だった。
プレーヤーに指示を出す浦安岡山監督
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