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全日本選手権1次ラウンド 即日レポート 3日目
グループD 10:00開始 神戸グリーンアリーナ
バサジィ大分(Fリーグ) 6-2 カフリンガ東久留米(関東第3)
勝点3でこの時点でグループ2位のバサジィ大分。勝って1位通過かワイルドカードを狙う。
カフリンガ東久留米は2引き分けでグループ3位。
こちらも勝てば1位通過の可能性があるだけに負けられない。
序盤は互角の展開。カフリンガが先制、大分もすぐに追いつき、1-1で試合は進む。
しかし、個人技で勝る大分に次第にカフリンガは押され始め、
前半終了間際の失点で3-1で折り返し。
後半点差がつき始めると大分の一方的な展開となる。
北海道相手にFチームとも互角のチーム力を示したカフリンガだったが、
大分にはフィジカルの差を見せつけられ完敗。
「初日2日目に勝てていればと思うと悔しい(カフリンガ垣本選手)。」
この試合が終わった時点で隣のピッチのエスポラーダ北海道-SWH戦は残り5分。
1位抜けとなるか?バサジィ大分の選手達は隣の試合の結果を待った。
グループD 10:00開始 神戸グリーンアリーナ
エスポラーダ北海道(Fリーグ) 9-6 S.W.H.(関西第1)
ここまで勝点4でグループ首位のSWH。勝てば自力での1位通過が決まる。
北海道はここまで1分1敗。1位通過の可能性はわずかだが、それよりもFの意地を見せなければいけない。
先制は北海道。しかしゴール前に飛び込む強力な得点パターンを持つSWHがすぐに逆転。
このSWHの攻撃は警戒していてもなかなか止められない。
北海道はボールをポゼッションしてSWHに攻撃のチャンスを与えない手で対応。
後半に入り北海道がゴール前で左右に揺さぶる攻撃で得点を重ね。一時は5-3と点差をつける。
それでもSWHは前掛かりの北海道の裏をつくカウンターの連発で6-6の同点に。
隣のピッチで試合を終えたバサジィ大分の選手が見守る中、最後はゴールラッシュで
押し切った北海道。関東関西両リーグ王者がその力を見せた大混戦のグループだったが
最終戦で北海道が大分の1位通過をアシストし、Fリーグの意地を見せる形となった。
グループE 12:15開始 神戸グリーンアリーナ
ペスカドーラ町田(Fリーグ) 14-2 レオン福岡(九州第1)
2日目、デウソン神戸に敗れた町田。
1次ラウンド突破には大量点での勝利が必要。
開始からパワープレーに出るが裏目に出て無尽のゴールにロングシュートを決められ
先制点を許してしまう。通常のフォーメーションに切り替え攻撃に出るが思ったように得点できず
前半は5-2で終了。他グループチームとの得失点差を考えると少なくとも10点差以上が欲しい。
引退する藤井健太のためにも1次ラウンド突破をしたい町田は
後半に入り、最近になかった集中力を見せ、レオンをゴール前に釘付けにする。
これまで決まらなかったミドルシュートも枠内に次々と決まり、得点を積み重ねる。
後半9得点し計14-2でゲーム終了。グループ2位、勝点6となり、他グループの2位と得失点差争いとなった。
「15-0が目標でゲームに入った。あの1点が入っていればって、ならなければいいけどね。」
と試合後に複雑な表情で語った藤井選手。
しかし、この後のCグループでファイルフォックス府中が10-2で勝ち
惜しくも2点足らずに敗退となった。結果この試合が藤井選手の公式戦最終試合となってしまった・・・
町田にとっては残念だが、「最高の仲間とこれだけ気持ちが入った試合が出来て嬉しかった。」と
藤井選手は笑顔交じりで会場を後にした。
グループE 12:15開始 神戸グリーンアリーナ
デウソン神戸(Fリーグ) 7-2 ナスパ四日市(東海第2)
連勝でグループ首位のデウソン神戸。引き分け以上で1次ラウンド突破となる。
序盤から神戸がシュートの雨を降らすが、ナスパは身体を張ったディフェンスでガードし
得点を許さず試合が進む。神戸岡崎のシュートがようやく決まったのは12分。
この後もナスパの集中は切れず、18分にはなんと同点に追いつきベンチとサポーターは大歓喜。
しかし、これが神戸に火をつけたのか直後に立て続けに得点され、前半を3-1で折り返す。
後半はゆとりの出た神戸が圧倒的に支配し、ナスパに反撃の機会も与えず7-1。
一矢報いたいナスパが終了間際に意地の1点を返し、ここで試合終了。
神戸は攻撃陣が好調を維持。選手達も決勝トーナメントでの打倒名古屋を本気で目指す。
グループ 14:30開始 神戸グリーンスタジアム
府中アスレティックFC(Fリーグ) 6-0 広島エフ・ドゥ(中国)
2連勝で迎えた両チーム。勝ったチームが1位通過となる。
引き分けの場合は得失点差でエフ・ドゥが1位となるため、府中は立ち上がりから得点を取りに行く。
「大分がSWHに負けたりしているし、地域リーグだからと下に見ることはない。
Fリーグの試合と同じ気持ちで挑む。(上澤選手)」という府中はエフ・ドゥを圧倒。
反撃をほとんど許さず、点差がついてからは
普段控えぎみの選手を出場させ余裕を持っての1位通過となった。
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