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Fリーグ2011 第16節 11月19日 浦安市総合体育館
バルドラール浦安 - ステラミーゴいわて花巻 フォトレポート
ともに被災地となってしまった両者の対決。それぞれの思いを胸に戦いに挑む。
ホームで8月13日大阪戦以来6試合勝てない浦安は、最下位花巻を相手に久々の勝ち星を狙う。
花巻は11連敗中。相根監督を迎えリーグの支援を受けて背水の陣で挑んだシーズンだが
開幕戦依頼勝ち星なし。このまま終わってしまうのか。
開始から引いて守る花巻に、元々ポゼッションの高い浦安の攻撃が迫る。
「まず最初の5分でやられないこと。(花巻キャプテン後呂選手)」を守りきった花巻だが
7分に浦安中島に右ライン際からミドルシュートを決められてしまう。
11分にも左ライン際からのシュートがオウンゴールを誘い2-0。
ボールを奪ってもカウンターでなく、しっかり繋く花巻だが、試合のほとんどは花巻陣内。
個人技で対抗できる後呂が時折シュートチャンスを作るが決定機までは至らず前半終了。
後半、負けている花巻は前半よりは攻撃的に挑み、争うエリアは中央になるがチャンスが多いのは浦安。
30分、浦安のコーナーキックを小宮山がダイレクトに決めて3-0。
直後の31分に稲葉がドリブルからディフェンスをかわして見事なゴールを決め4-0。
点差がついてもロングボールなどの強引な攻めに出ず、ひたむきな姿勢を貫く花巻は
38分に内村のシュートで1点を返したが4-1で試合終了。
浦安は久々のホームでの勝利。Fリーグ100試合目の小宮山や
8月の移籍後ホーム初勝利となった深津などは素直に喜びを表したが・・・
花巻の選手のモチベーションは決して低くない。
先発は浦安:小宮山、岩本、小倉、稲葉、GK藤原。
花巻:清水、長谷川、後呂、金井、GK伊藤。 試合が始まるとボールを回すのはやはり浦安。
花巻は低い位置で囲んでボールを奪い、そこからの攻撃。
しかし浦安もシュートエリアまでは入れさせない。
6分、内村(花巻7)が一人抜け出したがGK藤原が飛び出してシュートは惜しくも枠外へ
7分、右サイド中島(浦安7)のシュートがサイドネットに決まって浦安先制。1-0
花巻の攻撃の要はキャプテン後呂(No.10)
花巻の全シュート12本のうち5本を放つ。
11分、コーナーキックから左サイド(画面外)の小倉(浦安14)のシュートを
ゴール前で清水(花巻6)がクリアしきれずオウンゴール。
早くも2-0となってしまう。
昨年、後呂と一緒に町田から移籍した久光(花巻8)は今井(4)らと2ndセットを組む。
昨年府中の清水(花巻6)は後呂と1stセット。
花巻は実績のある移籍組の選手を分けて、そこに若手を入替えながらセットを組む。
前半は2-0で終了。
負けていても熱心な花巻ファン。ありがたい。
29分、ボールを奪った中島(浦安7)がシュート↓
惜しくも外れるが浦安のチャンスが多くなる。
相根監督はベンチで戦術を細かく指示。
31分、浦安のコーナーキック。
相根監督が守備陣形を指示するが・・・
走りこんできた小宮山(浦安5)がダイレクトヘッドでゴール!
3-0。この試合がFリーグ100試合目の小宮山選手。自ら花を添えた。
小宮山のゴールの30秒後。稲葉(浦安17)が中盤からドリブルでゴール前へ↓
内村(花巻7)をかわしてシュート↓
4-0。試合を決定づける。
38分、内村(花巻7)が浦安ディフェンスの隙間をぬって放ったシュートがゴールを揺らし4-1。
一矢報いるが反撃はこれまで。
4-1で試合終了。
久々のホームでの勝利。ようやく浦安のファンに笑顔を見せられた。
花巻は試合後すぐにピッチで円陣を組み試合について話し合う。
表情は真剣だ。気持ちは落ちきってはいない。
一見、無策で破れた感のある花巻だが、
試合後、両監督と花巻キャプテン後呂選手に花巻の現状について重点的にお話を聞いてみた。
客観的な結果とフィールドにいる選手らの意見には若干差があるようだ。
相根監督、後呂キャプテン、浦安の岡山監督のコメントはこちら
次節、浦安は11/26(土)アウェーで大阪と、花巻はホームで湘南と対戦します。
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