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  関東リーグ2011 1部 第9節 9月4日 栃木県県南体育館
  柏イーグルスTOR'82 − フウガ東京   フォトダイジェスト
                
 今季関東1部で快進撃を続けている柏。
 第2節でフウガに勝利してから、その勢いは止まることを知らず、
 この9節で再び首位決戦という形でフウガとの第2戦を迎えることとなった。
 共に勝ち点17。Fと同等レベルと目されるフウガと、かたや今季昇格したばかりの柏。
 自力の差は明らかなはずだが、柏は前回対戦でも最後まで、とにかく最後まで走りきり
 フウガの攻撃を抑えながら1チャンスをモノにした。
 今回もそういった展開が起こらないとは言えない。フウガも今回は油断していないはず。
 混戦の首位争いで、抜きん出るのはどちらのチームか。

 はっぴも増えてにぎやかな印象になったフウガ。祭りは起こせるか。
 

 リラックスした表情の柏。今回も狙うは「勝利」のみ。
 


 

 序盤から、チャンスがあれば一気にカウンターで攻め上がる柏。
 

 ディフェンスでも決して気を抜かず、最後まで付いていく。
 

 対するフウガは、ゲームの主導権は握りつつ、攻守に積極的なプレーを見せる。
 

 フウガは神尾(No.9)、もしくは太見(No.8)が前線で起点になる。
 

 相手のチャンスを潰しにフウガGK大黒(No.21)も体を張ってゴールを守る。
 


 

 柏、大竹(No.14)が少ないチャンスの中で鋭い攻撃。が、これはつながらず。
 

 12分、フウガタイムアウト。動かない展開の中、須賀監督の指示に耳を傾ける。打開なるか。
 

 だが、それでもお互い得点には至らず、拮抗した戦況が続く。
 


 


 


 

 柏、植崎(No.8)がサイドからシュートも、かろうじて大黒が触ってセーブ!
 

 ここで前半終了。互いに無得点。攻撃がうまくいかず、やや脱力した様子の太見。
 

 柏、植崎は笑顔を見せる。フウガに押されてはいるが、前半を無失点で抑えた。
 

 ハーフタイム、後半こそは柏の守備を崩そうと円陣を組むフウガ。
 

 後半開始、フウガがポゼッションする展開は変わらない。前半以上にゴールを狙いにいく。
 


 

 太見(No.8)から右サイドを走る宮崎(No.6)へ絶妙なパス↓
 

 宮崎、フリーだったが決めきることはできず…。
 


 

 攻撃が激しくなるフウガ。金川(No.3)からのシュートパスは…
 

 惜しくも、早川(No.16)へ渡る前にクリア。
 

 関東2部で得点王だった特手(No.10)、マークを厳しくし隙を見せないフウガ。
 

 24分、フウガ清水(No.7)にまさかの2枚目のイエロー! これで退場となりフウガは1人減った状態に。
 

 悔しそうに会場を後にする清水。気合いが入りすぎてしまったか…。
 

 フウガはこれで防戦一方に。1人補充するまでの2分間、失点だけは避けたい。
 

 しかし4人で守るフウガに、右サイドでフリーになった大竹(No.14)がシュート!!
 

 これがフウガゴールに突き刺さる!
 

 ついに均衡を破った! 柏が先制! 1-0
 


 


 

 1点を取られたフウガ。とにかくシュートを打たなければ始まらない。
 


 

 右サイド、フウガ金川(No.3)から中央へパスが通る↓
 

 内田(No.20)がいたが、うまく収められず、シュートまで持ち込めない。
 

 この後も激しい攻防が繰り広げられる。1点がお互い遠い。
 


 


 


 


 

 時間が迫り焦るフウガ。
 

 だが、ついに38分、太見が右サイド切り返してから鋭いシュートを押し込む!
 

 あと2分のところで同点! ここぞという時の太見のプレーは圧巻。
 


 


 

 柏もすぐに切り替え、プレーに戻る。最後までやりきる!
 

 残り50秒、フウガ、勝つためのタイムアウト。激しく指示をする須賀監督。
 

 柏も結束を確認する
 


 

 勝ち越しへむけ、フウガGK大黒が上がる
 

 時間も残りわずか。柏の中田(No.36)が、中央へ切り込んで強烈なシュート!
 

 これを大黒が弾く。危険な場面でも高い集中力でゴールを守りきる。
 

 そして、ついにタイムアップ! フウガはついに勝ち越せなかった。
 

 あと一歩で勝利を手に出来た柏も、悔しそうに顔を覆う。
 

 それでも強豪をここまで苦しめた。上福元(No.19)が仲間をねぎらう。
 

 悔しそうなフウガの面々。柏の倍、40本のシュートを放ったが・・・
 


 

 天王山は痛み分け。勝点は互いに18、首位争いはこれからも続く。
 

 フウガは今季、柏に1分1敗と負け越しが決定してしまった。
 

 試合後、フウガ金川は、「柏戦へしっかり準備してきて、いいパターンも何回か生まれ、
 攻撃的な姿勢や、シュート数も多かったのはよかったと思う。ただ、相手のキーパーも良く、
 ディフェンスも体を張っていたため難しい面が合った。
 もう少し攻撃を工夫すればよかったとも思う。」と試合を振り返った。
 柏に対しては、「1人1人のスキルも高く、それぞれがやるべきことを理解してプレーしていた。
 とてもいいチームだと思う。」と印象を語った。

 柏の高村は、「今日の試合では、残り時間少ない中で同点にされてしまい、
 悔しかった選手もいると思うが、前期とは違うやり方でこのスコアに持ち込めた。
 そしてこれから連戦も続くということ、フウガのシュートも僕らの2倍はあった中で、
 同点に持ち込めたということで、次へ切り替えようと試合後に思えた。」と話す。
 ここまでの成績に対しては「うちのチームは課題が山積みで、うちより
 上手いチームはいくらでもある。常にチャレンジャーの気持ちでいる」と話し、
 謙虚に相手にぶつかっていく中で、成績がついてきている面もあるようだ。


  次節、首位・柏は調子の上がってきたコロナFCと、フウガは4位ファイルフォックスと対戦します。
  第10節は9月10日(土)、墨田区総合体育館で11:00開始です。 日程の詳細はこちら






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