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 関東リーグ2011 1部 第14節 12月17日 墨田区総合体育館
 柏イーグルスTOR'82 − ブラックショーツ  フォトダイジェスト
       
 最終節第3試合は、2位柏イーグルスと得点王を狙う田口・木村を擁するブラックショーツ。
 今期1部に昇格し、第2節で早速フウガを破るなど、ここまで優勝争いを演じてきた柏。しかし第2試合で
 3位ファイルフォックスが敗れたため、ここで柏が敗れると第4試合を待たずにフウガの優勝が決まってしまう。
 柏はなんとしても勝たなければいけない試合だったが、この日はいつもの勝負強さを見せることが出来なかった・・・

 カメラ目線バッチリの柏・奈須監督。
 

 得点王を狙うブラックショーツ田口。第二試合でファイルフォックスの吉成に並ばれたが
 この時点で得点王決定。1点取れば単独得点王となる。
 

 試合は静かにブラックショーツペースで始まる。田口を1点差で追う木村(No.19)の突破。
 

 4分、中央で田口(No.10)がポストプレー。
 

 受けたボールを柴田(No.26)が決める!
 


 


 

 この後もブラックショーツが優勢で試合が進む。
 

 いつも守ってカウンターの柏だが、この日はカウンターにいつもの迫力がない。
 


 


 


 

 前半は0−1で終了。柏に元気がない。
 

 勝たなければ優勝はない。どうした柏。
 

 しかし後半もブラックショーツが先行。21分、柴田(No.26)が左サイドからミドルシュートを決める。
 

 0−2。柏に2点差をつけ主導権を維持。
 


 

 いつもは押されていても、時折見せる攻撃に怖さのある柏。
 この日はなかなか柏らしい惜しいシーンを作ることが出来ない。
 

 それでも2点差後、徐々にチャンスの数は増え始める。
 

 25分、押し始めた柏、西形(No.6)のボレーシュートがようやく決まる!
 

 1点返し1−2。ワンチャンスに強い柏が特徴を見せ始めたか?
 

 27分、再び西形(No.6)。高い位置で相手のボールを奪うと↓
 

 そのまま放ったシュートがゴールを揺らす!
 


 

 2−2。ようやく来た自分の時間帯を逃さず一気に同点に追いつく柏。これが柏のゲームだ。
 


 

 しかし同点後、柏はペースを維持できず、一進一退の攻防。
 


 


 

 33分、勝ち越したのはブラックショーツ。飯田が上手くゴレイロの横を抜くシュートで2−3!
 

 ブラックショーツ、キャプテン飯田のゴールで再度勝ち越し!
 

 さらに1分後、柏ゴール正面で田口(No.10)がシュート!
 

 ゴール右墨に決まる!
 

 田口、単独得点王を決める貴重なゴール!これで2−4。
 

 上手くいかない柏。エースの特手も首を振る・・・
 


 

 柏で一人気を吐く西形(No.6)。
 

 残り2分、このプレーで第2PKゲット。
 

 西形自ら決めて3−4。1点差に詰め逆転へ希望をつなぐが・・・
 


 ブラックショーツがまた突き放す。39分、柴田(No.26)のこの日3点目で3−5。
 


 

 そして試合終了!この瞬間、柏の優勝消滅。フウガの優勝が決まる!
 


 

 開幕から快進撃でリーグを盛り上げてきた柏、ついに力尽きる・・・
 

 ブラックショーツは6位。ただし得点王は2年連続。昨年の高橋に続いて田口が獲得。
 

 サポーターに最終の挨拶をするブラックショーツ。
 コロナFC権田が降格してしまったため神奈川勢は1チーム。来期に更なる期待をしたい。
 

 最後の最後で優勝を逃した柏。
 しかし1部昇格からFリーグ準加盟も果たした飛躍の一年。素晴らしい功績だった。
 

 1月からは全日本選手権。シードとして関東大会に挑む。
 

 今期13得点で得点王に輝いたブラックショーツ田口元気選手にお話を聞きました。
 

 >>得点王、おめでとうございます。
 ありがとうございます。

 >>得点王は狙っていましたか?
 シーズン始まったときは、まだサッカーからフットサルを始めて2年目ですし、意識してなかったんですが
 途中で得点が溜まって中断期間の時にトップだったので、そこからは結果にこだわって取りにいきました。
 今日も(第2試合で一旦ファイルの吉成選手に並ばれましたが)、自分で1点取って決めてやろうと思っていました。

 >>今日はチームが優勝にも降格にも絡まない中で、モチベーションは保てましたか?
 結果的にはそういう状態で迎えた最終戦ですけど、ブラックショーツも
 多くのサポーターやスポンサーの方に支えられているチームなので、
 その人達のためにも力いっぱい戦おうという気持ちは、チームとしても高かったです。

 >>プレーにもどんどん自信が現れてきたように見えましたが?
 自分で点数を取っただけでなくて、チームの皆に取らせてもらった得点も多かったんですけど、
 ただ、ゴール前で相手を少しずらしたりするプレーでは誰にも負けないぞ、という自信というか
 プライドを持ってプレーすることが出来るようになりました。

 >>その自信と得点王を手に入れたことで、新たな目標は見えてきましたか?
 まだ僕は若いというか、したたかさがないと思うので、例えばチームが好調なときに点を取るのは当たり前のことなので
 上手くいかないときに、こいつに渡せば点を取ってくれるという頼れる存在、支柱といえる選手になっていきたいと思います。

 >>Fリーグのチームから声が掛かったりするかもしれませんね?
 もし声をかけてもらえるなら、一選手としてやっぱり上のレベルでやりたい気持ちはあるので
 チャンスがあればチェレンジしてみたいですね!まあまだ学生なので学業が本分ですし
 中学の時にマルバのジュニアチームでやっていて、当時関東リーグを応援していたりしたので、
 いまそのリーグでやれている楽しさもあって、現在もとても充実はしています。

 >>今後、田口元気のここを見て欲しいというところを教えて下さい。
 僕は身体の線も細いですし、その分、身体の使い方とかを小さい頃から意識してやってきて
 いま大きな選手にも負けないようになってきていると思いますし、
 あとJリーグの原口元気(浦和レッズ)とか、高木俊(清水エスパルス)とかと同い年で、
 小学校の時とか関東トレセンとかナショナルトレセンなんかで一緒にやっていて、
 特に原口元気とは名前も一字違いで、「元気このやろー」なんて言いあったりもしたので
 いまはあいつらの方が上ですけど、あいつらに負けないように、
 身体の使い方とかスピードとかを磨いてそこを見てもらえたらと思います。
 
  インタビューありがとうございました。
  そして得点王おめでとうございます!これからの更なる飛躍を期待しています!

   

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