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関東リーグ2011 1部 第9節 9月4日 栃木県県南体育館
ゾット早稲田 3−2 アルティスタ埼玉 レポート
シーズン序盤、最下位に沈んでいたゾット早稲田。第5節で初勝利を挙げた後は
2勝1分1敗と、フウガに負けたのみで調子を上げてきている。
アルティスタは現在7位。だが3位ファイルフォックスとは勝点差4。
シーズンも後半に入り、上位を目指すために負けられない6位7位対決。
<前半>
明らかにゾットの試合だった。
今まで、なかなか序盤はペースを掴めない試合が多かったゾットだが、
この日はディフェンスも安定し、攻守の切り替え早く、
前線でアルティスタを追い込んでいくシーンが多く見られた。
プラスの状況は結果にも表れていく。
10分、左サイドゴール近くで、ドウグラス(No.12)が狙いすましたシュートを決めてゾットが先制点を奪った。
好調は続いて15分、米谷が相手のパスに詰めて奪い、切り込んでそのままシュート。
これが相手に当たり、オウンゴール。2-0と、勢いのままに追加点を決めた。
この後も攻守にアルティスタを圧倒し、リードを保って後半へ折り返す。
この日も豊富な運動量でピッチを縦横無尽に駆け回る米谷(No.22)
アルティスタ、この日の先発ゴレイロは粕谷(No.27)
先制点を決めたドウグラス(No.12) 試合をこなす毎に調子をあげてきている。
オウンゴールによる追加点は、米谷のシュートがきっかけだ。鋭い動きが生きている。
前半終了。押されっぱなしだったアルティスタ。後半は修正して試合に入りたい。
<後半>
後半に入ると一変、アルティスタがペースを握るようになる。
加藤(No.10)を中心とした攻撃が前線でつながりはじめ、チャンスを生むようになると
24分、右サイドからのシュートパスを、ピヴォの森田(No.19)が豪快にネットへ突き刺しゴール。
気持ちのいいシュートを決めて、チームの雰囲気も持ち直した。
さらに27分。加藤がカウンターから一気にドリブル。右サイド奥で1フェイントからのシュート。
これが見事に決まって同点。ドリブラーの本領を発揮したプレーだった。
ここから両者激しい攻防が繰り広げられるが、チャンスになる前に
互いに相手のプレーを刈り取っていく。気の抜けない時間帯が続いた。
動いたのは31分。左サイドを上がったゾット松田(No.2)から、中央の武内(No.7)へパス。
これをしっかり武内が決めてゴール。再び1点のリードを奪った。
残り8分の長い時間だったが、これをゾットが最後まで守りきって試合終了。
ゾットが貴重な勝点3を手にし、リーグ後半の反撃へ向けスタートを切った。
ゾットの守護神渡邊(No.1)。この日も体を張ったスーパーセーブが多く飛び出した。
1点を返したアルティスタ。森田(No.19)がゴール前で、豪快なシュートを決め込んだ。
さらに加藤がドリブルから同点弾!! 加藤らしいゴールで試合を振り出しへ戻す。
勝ち越し弾を決めたのは、ゾットの武内(No.7)。仲間と喜びを分かち合う。
試合終了!ゾットが勝利を収め、今季3勝3分3敗と星を五分に戻した!
下を向くアルティスタの森田(No.19)。順位は7位と厳しい状況だ。
次節への勢いも手にしたゾット。前期の苦難がここへきて糧となっている。
ゾットは勝点12、首位・柏との勝点差6、3位カフリンガとの勝点差は1に縮めた。
次節、ゾットはブラックショーツと、アルティスタはカフリンガとの対戦。
第10節は9月10日(土)、墨田区総合体育館で11:00開始です。 日程の詳細はこちら
同日行われた首位攻防戦、柏イーグルス-フウガ東京戦はこちら
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