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  オーシャンアリーナカップ2011 1回戦 7月21日 
  バルドラール浦安 - フウガ東京  フォトレポート
                
 Fリーグ開幕前の短期カップ戦、オーシャンアリーナカップ2011。
 今年は3月に行われた地域チャンピオンズリーグの優勝・準優勝チームが参加し
 Fリーグチームと計12チームのトーナメント戦で争われる。

 地域チャンピオンズリーグ優勝のフウガ東京は、2009年の全日本選手権で
 Fリーグ上位3チームを破り優勝した。今年3月の全日本選手権でも湘南を破っている。
 将来のFリーグ入りを目指すフウガは今回もFチームを破り勝ち進むことで、
 Fで十分通用する力を示すことが目標だ。

 東京都東部の墨田区を本拠地にするフウガと千葉県最西部の浦安は練習試合をする機会も多く、
 選手の交流も盛んで互いを良く知る同士。かといって地域リーグ勢に負けられない浦安と
 初戦で負けては存在感を示せないフウガ。互いに絶対負けたくない気持ちが試合前から緊張感を生む。

 

 浦安に在籍したこともあるフウガの大森(左)と諸江(右)
 


 


 

 スペイン帰りの日本代表高橋健介(左)は浦安での公式戦初出場
 

 試合はボールを持つのは浦安だがフウガが中盤での激しいプレスで浦安に攻撃を許さず進む。
 前半8分にフウガが右サイドでロングパスを早川が折り返し、
 中央で金川がダイビングヘッドという見事なゴールで先制。
 この後もフウガが奪ってはゴール前へという攻撃で優勢に進め、0-1のまま後半へ。
 後半に入り浦安がリスクを掛けて厚い攻撃をしかけるが
 決定的なシュートやゴール前の混戦もフウガGK大黒がことごとくセーブ。
 最後は浦安が高橋健介をGKにパワープレーを仕掛けるも1点を奪えず。
 フウガがFリーグ浦安を0-1で破った。

 


 

 稲葉のスピードに乗った突破を1対1で何度もノーファールで止めるフウガに
 フウガを見慣れない名古屋の観客はざわめいた
 

 金川(フウガ3)のクロス↓
 

 早川(フウガ16)が押し込むもGK藤原がセーブ
 


 


 

 高橋にも自由に攻撃は許さない
 


 


 


 

 8分、ロングフィードをダイレクトボレーで早川(フウガ16)が押し返し
 

 ダイビングヘッドで金川(フウガ3)が決める!
 

 この試合唯一の得点は絵に書いたような見事な攻撃だった
 


 

 得点された浦安はすぐタイムアウトで対策を練る
 


 


 

 地域リーグ名物、女子マネージャーによる両手ウチワがFの舞台でも炸裂
 


 

 フウガがプレッシャーを掛ける
 


 

 浦安もフウガのカウンターを許すまいと厳しくボールを取りに行く
 


 


 


 


 


 

 後半を前に1点ビハインドの浦安はいっそう気合いを入れて挑む
 


 


 

 後半は浦安のチャンスが増える
 

 フウガGK大黒のセーブが続く
 


 


 


 


 

 ゴール前に迫りながら1点が遠い浦安、厳しい表情の中島
 


 

 この攻撃もGK大黒が手を出し諸江(フウガ4)がクリア
 


 


 


 


 

 浦安最後の攻撃もGK大黒が飛び出してセーブ
 

 試合終了の瞬間
 

 大喚起、というよりまず1勝、という雰囲気のフウガ
 

 ただし次は最強の壁、名古屋戦だ
 


 


 

 MVPはフウガGK大黒
 

 浦安岡山監督のコメント
 
 攻守共にうちのやりたいことが出来ていたんですが、
 フウガのゴレイロのファインセーブもあって敗れてしまい残念です。
 フウガとはよく練習試合をするんですがその時より優勢に進められたと思います。
 いつももっとフウガはポゼッションをしてくるんですが今日はシンプルな戦い方でした。
 (このコメントに記者が「まるでFリーグの互角の相手へのコメントのようだが?
 それほどフウガは強いのか?との質問に)
 強いです。練習試合でも大体五分ですし。(昨年の対戦成績1勝1敗4引き分け)
 記者「もしFに入ったらどのくらいの順位だと思うか?」
 非常に難しい質問で答えられません。ただ今日のような勝ちにこだわったディフェンシブな試合では
 カップ戦では良くてもリーグ戦でずっとは通用しないと思います。

 フウガ須賀監督のコメント
 
 まず、今回のようなFチームと公式戦で出来るチャンスをFリーグが与えてくれたことに感謝します。
 地域リーグとFリーグは繋がっているようでなかなか公式戦をやる機会がなかったので
 こういう目標が出来て地域のことを考えてくれているなということがありがたかったです。
 浦安は過去の結果から互角の相手で難しい試合になると思っていましたが
 荒れることもなく、お互いリスペクトしあって試合ができ、そして1点を守りきって勝てたことを嬉しく思います。
 (岡山監督がフウガはいつもと違う試合だったとコメントしていたが?と聞かれ)
 それは今回僕達がより「勝ち」にこだわったからでしょう。
 練習試合ではいろいろ試すプレーもしますが今日は公式戦。勝ちに徹しました。
 僕達はFリーグ参入を目指してきたので滅多にないこの機会に勝ち進むことで
 自分達がFリーグに変化をもたらせるチームだと言うことを証明したかった。
 僕達はチーム力も団結力も地域の支援もスタッフも十分高いレベルにあることを見せたいと思っています。


  準々決勝、名古屋オーシャンズvsフウガ東京の試合はこちらでご覧になれます。




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