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オーシャンアリーナカップ2011 準々決勝 7月22日
名古屋オーシャンズ - フウガ東京 フォトダイジェスト
Fリーグ開幕前の短期カップ戦、オーシャンアリーナカップ2011。
1回戦でバルドラール浦安を破った地域リーグ代表のフウガ東京が
Fリーグ王者、そしてアジア王者の名古屋オーシャンズに挑む一戦。
Fリーグ入りを目指すフウガは名古屋に勝つことで参入へのアピールにしたいと躍起だ。
フウガは地域リーグ勢ながら2009年の全日本選手権で名古屋を破り日本一に。
その後も2回のプレマッチで名古屋を下しており、なんと現在3連勝中。
名古屋としてもここでしっかり勝って本来の実力を示したいところだ。
フウガのサポーター席には、前日の1回戦で敗れているカフリンガ東久留米の
夏野・肥沼・坂本の3選手が同じ関東リーグのフウガの応援に駆けつけた。

今期名古屋に新加入の星龍太はフウガからの移籍だ

前日の会見でフウガ須賀監督から名古屋戦の主演と名指しされた金川(No.3)

注目の試合、いよいよ開始、先発は
名古屋:北原(No.3)、サカイ(No.4)、森岡(No.9)、木暮(No,10)、GK川原(No.1)
フウガ:金川(No.3)、諸江(No.4)、深津(No.14)、早川(No.16)、GK大黒(No.21)

序盤、フウガの意気込みにややディフェンシブに試合に入る名古屋


名古屋の激しいチェックがたびたびファールを取られる

金川(No.3)のダイレクトボレーシュート
フウガは縦に早いシンプルな攻撃でゴールに迫る

11分、深津(フウガ14)のドリブルを止めにいく北原(名古屋3)

これがイエローカード、今日のジャッジは名古屋にも厳しい


15分、なんと名古屋が6ファール、フウガに第2PK


キッカーは早川(フウガ16)

しかしGK川原がワキ腹でセーブ!


PKをしのいだ名古屋は徐々にフウガの早い攻撃にノーファールで対応




太見(フウガ8)のダイレクトボレーもブルノ(名古屋11)がブロック


0-0で前半終了、名古屋も決定機をいくつか外したがフウガもPKを止められた
フウガが善戦、ガップリ四つで後半へ

後半開始前、関東リーグではおなじみのフウガ祭りをFの舞台で初めて披露
「祭りだ祭りだワッショイワッショイ!」 批判も覚悟でフウガらしさをアピール!

前日の浦安戦から今日の名古屋戦の前半まで、いまだ無失点のフウガGK大黒

後半も激しいプレーで始まる



大黒が弾いたコボレ玉を北原(名古屋3)が押し込めず

渡邉(名古屋13)のフリーのシュートもGK大黒がセーブ

逸見(名古屋8)へのロングフィードも大黒がクリア
後半名古屋が圧倒的に攻めるがフウガの決死の守りにゴールが奪えない


注目の新戦力マルキーニョ(名古屋2)の突破は一人抜き↓

二人抜き・・・まだスピード感はないが老獪なプレーを見せる

後半6分、逸見(名古屋8)のシュートフェイントから↓

中央へ折り返してのシュートを↓

マルキーニョ(名古屋2)がコースを変えて押し込む!

ついに名古屋に先制点! マルキーニョは初の公式戦で初ゴール


フウガもついに得点を取られたが、これまで良くやった、まだこれからと励ましあう




先制して堅さが取れたか、名古屋がさらに攻勢をかける




後半14分、マルキーニョ(名古屋2)が股抜きパス↓

これをサカイ(名古屋4)が浮き玉シュート↓


名古屋見事な攻撃で2点目! 後半14分になってようやく表情にもゆとりが


時折あるフウガのカウンターはシュートまで行くがGK川原が1対1を止め得点を許さず

残り3分、セットプレーのチャンスにフウガがタイムアウト

セットプレーに強い太見(フウガ8)をGKに攻撃を仕掛けるが得点できず

前掛かりで守りが手薄になったフウガ、サカイ(名古屋4)が引き付けて左サイドへパスし↓

北原(名古屋3)がミドルシュートを決めて3点目!

決定的な点を取られベンチに下がり天を仰ぐ早川と深津


終了間際、もう一人の新戦力ペドロコスタ(名古屋14)が深くえぐり↓

押し返しを森岡(名古屋9)が押し込む!


これまで苦労させられたフウガに見せつけるような終了間際の得点


試合終了、後半途中まで分からなかったゲームも終わってみれば4-0
最後は圧倒的な実力を見せつけた名古屋、しかしフウガも勝負しきった

アジア王者に善戦狙いでなく本気で勝ちに行ったフウガの戦いに大きな拍手が起こった

名古屋キャプテン北原もフウガの前身ボツワナに所属していた、健闘をたたえ合う

今年から名古屋の日本代表渡邉も、前所属花巻の前はフウガ

公式戦でようやく苦手フウガを下し安堵の表情の名古屋
今期公式戦初戦だが、その強さは益々際立っている

フウガ須賀監督のコメント

いや~、強い!強いです!日本でないような気分にさせてもらいました。
昔スペイン遠征したときにエルポソとかと試合させてもらったときと同じような
圧倒的なオフェンス力があって、途中までは選手が身体を張って対応してくれたんですけど
そこでディフェンスだけになってしまうと相手を楽にさせてしまうのかなと思います。
(PKの時など)先に1点取れていれば展開はかなり変わっていたとは思いますが
まあ、展開が変われば相手もそれに対応していたでしょうから、
今日は単純に日本最強、アジア最強のチームに完敗したということだ思います。
当然ですがプレマッチとは違いました。まあプレマッチでも
十分強さを感じていましたし、公式戦の今日だから絶対勝てない、
ということはないとは思いますが、違う強さがありました
フウガ深津キャプテンのコメント

名古屋は本当に強かったです。プレマッチのときと違って少し引いて
僕らにボールを回させようとしていると感じました。
前半のうちに先制点を取れないと残り10分での体力の差を凄い感じて
1点取られてからはこちらも点を取りに行かないといけないので本当にきつかったです。
それと今日は平日だったんですが、遠い名古屋まであんな沢山の応援が来てくれて
それで最後まで僕らは戦えるので、本当にありがとうと言いたいです。
名古屋アジウ監督のコメント

フウガは凄くアグレッシブルなチームで私は好きなスタイルのチームです。
Fリーグでも十分戦えるチームではないかと思います。
須賀監督はとても優秀な方でチーム一丸となって戦っていたと感じます。
実際、私達もやりづらさを感じましたし、それは彼の功績で将来のある監督だと思います。
マルキーニョはまだ合流して1週間。
評価をする段階ではないのでもう少し時間を与えたいと思います。
名古屋北原キャプテンのコメント

今日のゲームはいろんな意味で重要なゲームだったと思います。
まずFリーグ王者、アジア王者が地域リーグのチームに負けてはいけない。
次にトーナメントの初戦として勝たないと次へ進めない。
さらに勝ち進むためにいい内容のゲームで勢いをつけなければいけない。
そういった重要なゲームを4-0という安定した結果で勝てたことは良かったと思います。
ただ、多くの決定機を外したことなど、100%の出来ではなかったので
明日の試合に向けて気を引き締めていかなければいけないと思っています。
フウガは実際全日本とプレマッチで負けたこともあって、けして相性のいいチームではないですし、
昨日浦安が負けていることを考えても、
ここでフウガの快進撃を止めなければいけないという意識はありました。
フウガは気持ちもありますし、ディフェンスが良いチームなので
先制点を与えてはいけないと考えていました。
前半0-0だったのは決定機を外したのもありますが、
そういった意識から慎重になったこともあったと思います。
1回戦、フウガ東京vsバルドラール浦安の試合はこちらでご覧になれます。
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