関東リーグ2013 第18節(最終節) 12月28日 駒沢総合体育館
リガーレ東京 2-2 アルティスタ埼玉
関東リーグ最終節、第1試合はすでに順位の確定している6位リガーレと9位アルティスタの対戦。
今期得点力に課題のあった両チーム。最終戦は勝とうと引かずに中盤でボールを奪い速い攻撃でゴールへ迫る。
チャンスは多いがゴールを割れずにいた前半残り2分、前線へのパスを左からリガーレ武田がダイレクトで決め先制。
後半に入るとアルティスタが個人技で反撃。開始直後、加藤が中央からを豪快なミドルシュートを決め1-1。
さらに26分、橋本が左から中央へ交わして放ったシュートが決まりアルティスタが1-2と逆転。
この後リガーレの反撃を終盤まで耐えたアルティスタだったが37分、西野のシュートパスを池田が決め同点。
最後は決定打が出ない今期の課題を克服しようと攻め合った両者だが、2-2のまま試合終了となってしまった。
関東1部1年目を6位で終えたリガーレ広島監督にお話をお聞きしました。
Q.1部で1年を戦い終えていかがでしたか?
そうですね。やっぱり一番の違いは、個がしっかりしているので、2部では我慢してゲームをコントロールしていればチャンスが来たんですが、1部はそれでは崩されてしまうので、前期はそれでかなり苦労しました。後期はそこをどう戦うかというのを課題にして、それなりに戦えたと思うんですけど、(11月30日の)浦安戦、(12月7日の)ファイル戦もそうでしたが、押し込みながら勝ち越せずに終わってしまって(共に1-1)、そこが来期に向けての課題だったので、今日は攻撃のアクセントになる選手を外しながら守備でどれだけ我慢して自分たちのリズムに持って行けるかというのをテーマにして、いい面も悪い面もあったんですが、2失点とも最後スライディングに行かないで入れられた点だったですし、結局勝ちきれなかったですね。
(今期は引き分けが7試合でしたが)前期はラッキーな引き分けも多かったのが、後期は勝つべき試合を引き分けたっていうのが多かったと思っているので、後期に積み上げてきたことを継続して、来期は引き分けだった試合を勝ちきれるようにして行きたいです。
2部では攻撃の強いチーム、守備の強いチーム、のらりくらりのチームとか色々あって、力の差もかなりあるじゃないですか。でも1部はフウガ以外は力の差はわずかだし、どのチームも攻守ともしっかりやってくる。そこが分かったのが1年戦っての収穫とも言えますし、2部のイメージを引きづって戦ってしまった前期と、あと一歩までいった後期の差は、チームとして成長したとも言えますが、メンタル面ではもっとタフにならないと来期もこれ以上順位は上がらないと思うんです。リーグの最後にチャンピオンズリーグの争いからこぼれてしまったっていうのはその辺りの差だと思うので、来期はそこをしっかり見据えて準備しなければいけないと思います。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時