地域チャンピオンズリーグ 1次ラウンド 2日目 2月23日
Aグループ第3試合 広島F・DO vs funfbein KYOTO
地域チャンピオンズリーグは、全国各地域リーグ上位の代表16チームが全国制覇を目指す大会。
1次ラウンドは4チームつづ4グループに別れ総当り。各グループの1位チームが
3日目に勝ち残り、テパオーシャンアリーナで準決勝、決勝戦を戦う。
この2チームにバルドラール浦安セグンドを加えた3強と思われたAグループだったが
2試合目までを終えて2勝のfunfbein KYOTO(以下フュンフ)と1勝1分の広島F・DOが
3戦目の直接対決でグループ勝ち抜けを掛けることとなった。
Fリーグ準会員の広島F・DO。引き分けならフュンフが勝ち抜けとなるため勝利が必要だ。
中国1位と関西2位。接戦が予想される。
Fリーグ大阪神戸でも活躍した12番GK戌谷を中心に、堅い守りを身上とするフュンフバイン京都。
広島F.DOも守備が堅く、6番冨広、10番三宅らの突破からチャンスを作る。
似たタイプの両チームだが、より守備重視なのがフュンフ、個の攻撃力もあるのがF・DOか。
1分、フュンフ吉田(3番)から右サイドへパス↓
大谷真一(8番)がダイレクトボレー↓
見事左サイドネットを揺らしてフュンフバインが先制!
前の試合で浦安に勝った勢いをそのままこの試合に持ち込む。
この後もフュンフが勢いを継続。ボールを奪って前線に駆け上がる。
序盤圧されていたF・DOだが追加点を許さず、徐々にペースを取り戻す。
10分頃にはフュンフを押し込み始める。
13分、左サイドを駆け上がった武田(7番)がスピードに乗りながら絶妙なコースにシュート↓
ファーポスト際に流し込む!
1-1、F・DOが同点に追いつく。
やはり実力は均衡。流れが行き来する中、同点のまま時間が過ぎる。
このまま前半終了かと思われた19分、フュンフGK戌谷からのロングフィードを
大谷純一(11番)がジャンプヘッドでコースを変えると↓
なんとゴールイン!
フュンフバインが前半残り37秒で勝ち越しに成功!1-2。
残り時間も攻め合う両チーム。再びフュンフ大谷(11番)のシュートは惜しくも右へ。
F・DO田中(9番)のシュートはフュンフGK戌谷がセーブ。
1-2で前半終了。このまま終わる様子ではない。勝負は後半へ。
後半はややF・DO優勢で試合が始まる。
冨広(6番)のシュートはGK戌谷がセーブ。
この試合、リードされている側が優勢になる。力が拮抗しているだけに気持ちが大事になる試合だ。
しかしなかなか追いつけないF・DO。
25分、フュンフゴール前でのフリーキック。
左に振って三宅(10番)がゴール上に決める!これで2-2、同点。
さらに直後、中央左で三宅(10番)が切り替えし↓
思い切ってミドルシュート↓
ゴール右上隅に決まる。戌谷反応できず。
3-2、一気に逆転!
連続得点の三宅。これでこのまま勝てば決勝ラウンドだ。
後半はずっとF・DOが押し気味。このままリードを保てるか?
しかし28分、F・DO土井(14番)がバックパスすると↓
GKの逆をついてしまいゴールに入ってしまう。
三度目の同点、3-3。ラッキーではあるがプレッシャーをかけた結果だ。
さあ残り10分。シーソーゲームを制するのはどちらか?
同点のままでもフュンフが勝ち抜けだが、同点に追いついた勢いのままフュンフが攻める。
F・DOは勝利しなければ準決勝に進めない。残り4分、パワープレーを選択する。
ところが直後、フュンフGKの動きを妨害したとして、井城(3番)が2枚目のイエローカード!絶体絶命・・・
一人少なくなったF・DOをフュンフが攻め立てる。山地(10番)のシュートはF・DOのGK高垣が弾き出す。
吉田(3番)のシュートも高垣が足で止める。
チームの窮地を救うべく、GK高垣がファインセーブ連発で一人少ない時間帯を耐える。
しかし38分、中盤右サイドからフュンフ北村(15番)のミドルシュートが決まる!
ゴール前に詰めていた大谷(11番)が目くらましになったか?
3-4、引き分けでもいいフュンフにとって、決定的といっていい勝ち越し点。
残り2分、F・DOは再びパワープレーで逆転を目指すも、
最後のプレーも戌谷に止められ、
タイムアップ!フュンフバイン京都が混戦グループを3連勝で制し準決勝に勝ち上がった。
安堵の表情を浮かべる戌谷
F・DOはもう一歩届かなかった。
応援に来てくれた観客に挨拶するフュンフバイン。準決勝へ勝ち抜けおめでとう!
フュンフバイン京都の要、GK戌谷選手にお話をお聞きしました。
<まずはグループリーグを突破しての感想をお願いします。>
けっこう初戦の徳島戦の内容は悪くて、本来のフュンフバインは出ていないと思ったんですけど、今日の1試合目の浦安戦は後ろから見ていてもいつものフュンフバインが戻ってきたな、と感じて安心できましたので、これならGKの僕が頑張れば勝てるだろうと。浦安戦がポイントだと思っていたので、そこに勝てば乗るだろうなと思っていました。
<浦安戦ではポジェッションは取られていましたが、それで良いわけですね?>
関西リーグでもそうなんですけど、うちは攻撃力が爆発的にあるわけでもないんで、まずは失点に拘って守備から入って、カウンターか0-0でも最後に点を取って勝つ、というのをセオリーとしているので、浦安戦で狙い通りの試合が出来たのが勢いに乗れた原因だと思います。
<まずは守りなわけですね?>
そうなるとコミュニケーションが大事なので、練習中でも喧嘩してもいいからぶつかり合えと、それで仲悪くなるわけじゃないんだから意見を言い合っていいものを作っていこう、と口すっぱく言っていて、それがこうして多少結果に現れたのかなと、思っています。
同大会のピックアップマッチのレポートおよび写真は順次掲載していきます。
Bグループ第3試合 SWHフットサルクラブvsフウガすみだ のレポートはこちら
Bグループ第1試合 名古屋オーシャンズ サテライトvsフウガすみだのレポートはこちら
Aグループ第1試合 広島F・Do vs バルドラール浦安セグンド のレポートはこちら
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
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1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ 大分 |
26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 |
2019年第11節終了時
8.18 | チャレンジすみだvs町田 |
---|---|
7.21 | 第6節 町田vs名古屋 |
6.22 | 開幕戦インタビュー |
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
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1 | ファイルフォックス | 9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 |
2019年第4節終了時
12.15 | 17節 リガーレvsゾット |
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12.13 | 17節 ロンドvsファイル |
12.122 | 17節 カフリンガvsショーツ |