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　　Fリーグ オーシャンカップ2014 5月24日 小田原アリーナ
　　　　
　　準決勝　名古屋オーシャンズ vs シュライカー大阪

　　　　　昨シーズン後期こそ低迷したが、ここ数年、名古屋に次ぐ存在だった大阪。
　　　　　木暮新監督を迎えた大阪が名古屋のライバルに返り咲くか？
　　　　　シーズン最初の大会で、さっそく名古屋越えのチャンスを迎えた。
　　　　

　アジア制覇お疲れさまの代表組も出場している両チーム。
　

　

　代表組出場について「名古屋は優勝を課せられたチームだから。また、選手自身もそれを望んでいる。」
　

　現役を退いて一年。現場に戻ってきた木暮監督。古巣名古屋に挑む。
　

　

　

　

　試合開始から気持ちの入ったプレーを見せる両者。
　

　大阪No.4は森秀太。3月まで名古屋に在籍。古巣相手にボールを追いかける。
　

　保持率は名古屋が高いが大阪の守備もしっかり対応。大阪らしい戦いぶり。
　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　16分、ようやく先制点が入る。左でシンビーニャが一人かわし↓
　

　ボールが離れGKが飛び出した所を前鈍内がスライディングで流し込む。　
　

　

　名古屋が先制。1-0。
　

　しかし大阪は慌てない。集中力を保ったプレーを続ける。
　

　

　

　

　

　1-0のまま後半へ。
　

　23分、ゴールに背を向けてボールを受けた渡邉が意表をついたヒールシュート↓
　

　足元を抜いてゴールイン！
　

　2-0．リードを広げる名古屋。
　

　

　

　

　26分、大阪が反撃ののろし。村上のシュートがゴール左に突き刺さる！
　

　

　2-1．大阪追いつけるか？
　

　

　

　身体を絞ってきたというシンビーニャ。両チーム最多8本のシュートを放つ。
　

　

　

　29分、大阪左サイド、松宮がタメを作ってゴール前に出すと↓
　

　走りこんだ江口が身体ごとゴールへ押し込む！
　

　

　2-0から追いついた大阪。名古屋とガップリ四つ。かつての強さを感じさせる。
　

　

　残り10分、次の得点が入ったほうが断然有利。一段階スピードの上がった試合が展開される。
　

　

　

　

　

　36分、右サイド名古屋・渡邉がディフェンスに囲まれながらグラウンダーのシュートを放つと↓　
　

　ニアポストぎりぎりを通ってゴールネットを揺らす！
　

　名古屋が勝ち越して3-2。2点目3点目は渡邉知晃の技ありゴール。
　

　残り4分、大阪は稲田瑞穂をGKにしパワープレーに出る。
　

　刻々と時間が過ぎる。追い詰められていく大阪。
　

　

　残り30秒、左サイドからの稲田のシュートが名古屋GK篠田の足に当たって後方のゴールへこぼれる！
　

　土壇場で同点！3-3。
　

　劇的な試合に会場も興奮に包まれる。
　

　

　

　3-3で5分ハーフの延長戦。
　

　スタミナは名古屋のほうが残っているか？前線からプレスを掛けて名古屋が攻める。
　

　

　

　延長前半4分、シュートをGKが弾いたところを↓
　
　
　シンビーニャがバイシクルシュートで叩き込む！
　

　名古屋勝ち越し！4-3。
　

　シンビーニャ、快心のガッツポーズ！
　

　

　直後、前掛かりになった大阪を名古屋が畳み掛ける。ボールを奪った森岡のカウンターからラストパス↓
　

　吉川がフィニッシュして5-3。
　

　

　

　さらに30秒後、北原がアウトサイドで直接決めて追加点。
　

　

　これで6-3．勝負あったか。
　

　直後、大阪パワープレーから林が1点返し、延長後半へ僅かに望みをつなぐが。
　

　延長後半。名古屋シンビーニャのパワープレー返しでダメ押し。7-4。
　

　

　試合終了。レギュラータイムでは見事な同点劇を披露した大阪だったが延長で敗れ去った。
　

　

　

　しかしナイスゲーム。お互いを称えあう両選手。
　

　

　

　敗れたが大阪は強豪復活を印象づけた。
　

　

　決勝進出の名古屋。結果だけ見るといつも通りのようだが、内容の濃い見ごたえのあるゲームだった。
　

　
　　


　　　　　Fリーグオーシャンカップ2014、これまでのレポート
　　　　　　　　　　1回戦　ペスカドーラ町田vsバルドラール浦安
　　　　　　　　　　1回戦　フウガドールすみだvsエスポラーダ北海道 　　 　 　　


　

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