Fリーグ inゼリー2014 第9節 8月16日 駒沢体育館

    フウガドールすみだ vs 湘南ベルマーレ

     フウガドールvs湘南は3月の全日本選手権、5月のオーシャンカップでも対戦している因縁の相手。
     フウガドールは2戦とも破れ、トーナメント敗退を喫している。オーシャンカップでは
     3-0から残り10分で逆転されるというショッキングな内容だった。(オーシャンカップの対戦)
     徐々にFリーグに慣れつつあるフウガドールだが、湘南に借りを返すことが出来るか?

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 駒沢体育館は古くから関東リーグやバーモンドカップ等でおなじみのフットサルの聖地。
 慣れ親しんだフウガドールにとっては、ほぼホームと言っていい。
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 湘南ボラも名古屋森岡と同じくリーグ150得点の表彰を受ける。
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 サポーターに勝利を誓う湘南GK三浦。
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 この日フウガドールは普段2ndセットの田村、田口、岡山、曽根が先発。変化を加えてきた。
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 フウガドールは先発GKも大黒ではなく揚石。
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 5分、右サイドで裏に抜けた金川(フウガ3)から↓
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 早いクロスを宮崎(フウガ6)が決める!
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 フウガドール先制!1-0。普段1stのセットが最初の出番で得点を奪う。
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 若いこの日の1stセットも次々にゴールに迫る。
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 8分、フウガドール、ゴール前でフリーキックのチャンス。
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 ちょいと右に出して曽根(フウガ25)がシュートを決める。
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 フウガドール2点目。2-0。
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 フウガの攻撃陣でこれまで得点を奪っていないのは田口(フウガ10)のみ。そろそろ点が欲しい。
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 その田口が抜け出してGKと1対1↓
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 ここまではいい田口。シュートではなくパスを選択↓
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 パス先に上がってきた田村(フウガ9)には通らず。
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 ベンチに戻って須賀監督の指示を受ける田口。(どんな話かは記事末のインタビューで)
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 13分、宮崎(フウガ6)がディフェンスをかわして1対1↓
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 GKの動き出しを見てファーサイドネットに転がす!
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 宮崎の2点目で3-0。フウガドールが着々と得点を重ねる。
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 14分、フウガドールのコーナーキック。曽根(フウガ25)がゴール前に供給すると↓
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 待ってましたと田口(フウガ10)が合わせる!
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 ようやく入った!田口Fリーグ初得点!
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 狙い通りのプレーに喜びを分かち合う。
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 前半で4失点。悔しそうな三浦。
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 1点でも返したい湘南。近藤(湘南9)のシュートはフウガドールGK揚石がナイスセーブ。
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 田口のシュート、今度はGK三浦がしっかり受け止める。
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 まだ前半だが、終了間際、湘南はパワープレーを仕掛ける。
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 しかし4-0のまま前半終了。
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 ここまで順調なフウガドール。しかしオーシャンカップでは後半逆転されているだけに浮かれた様子はない。
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 後半開始。
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 湘南は開始まもなくからパワープレーを仕掛ける。
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 27分、湘南のシュートは惜しくもゴール左。しかしパワープレーをずっと仕掛けているわりには決定機は少ない。
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 フウガドールは危なげなく試合を進める。
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 湘南に得点が入ったのは終了が近づいた39分、小野(湘南18)のクロスを↓
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 ボラ(湘南1)が決めて4-1。
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 しかし大勢に影響せず。
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 試合終了。4-1、フウガドールが過去2試合の借りを一つ返す。
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 なんとこの日の3試合は全て前半にホーム(扱い)チームだけが、後半にアウェーチームだけが得点をし、
 大分は逆転、名古屋は追いつき、湘南は追いつけなかったが、全16点が同じサイドのゴールに入った!
 これは数学的には2の16乗=65536分の1の確率。それは大げさにしても非常に珍しい1日となった。
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 湘南はまた10位に後退。前節の初勝利を順位上昇につなげられなかった。
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 闘病中の湘南・久光(兄)も観戦席から前に出て相手選手に敬意を表する。
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 快勝のフウガドール。次節は20日夜8:00、ホーム墨田区総合体育館で待ち望んだ王者名古屋戦だ。
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 MOMは2得点を挙げた宮崎選手でした。
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 初得点を挙げたフウガドールすみだ・田口選手にお話をお聞きしました。
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Q.初ゴールおめでとうございます!時間がかかってしまいましたけど、初ゴールの感想はいかがでしょう?
ありがとうございます!(少し考えて・・・)関東リーグデビューした時も初ゴールまで10試合くらいかかりました。だからこういうものなのかな、って。ゴールっていうのは周りの要素もあって自分だけのものでもないし、そんな中でここにボールが来そうだなと思って走ったらその通りに来て、あんなに取れなかったのにこれで取れるんだなって・・・長かったですけど、チームの勝利につながったゴールだったので、良かったのかなって思います。
Q.取った瞬間は感動はありました?
なんか笑っちゃいました。今日のファーストセットではニアからファーに入れて詰めるっていうプレーは狙っていたので、ホントにそのまんまの形で転がってきたので、おいしいなって(笑)。だから決めたことより、おいしい所もらっちゃったなって笑っちゃって、だから決めたのは僕なんですけど、初ゴールって事以上に皆で取ったゴールって感じで、皆で喜べたのが嬉しかったですね。
Q.ゴールの前にGKと1対1があってパスを出して決められませんでした。そのあとベンチで須賀監督と話していましたが、どんな話があったんですか?
あれは、いままでの僕だったら、特にブラックショーツ時代はチームとしても打つようにいわれていたのでシュートを打っていると思います。でもフウガに移籍して、フウガって言うのはホントに周りが走る選手が多いので、それを見ないのは勿体ないっていうか、周りを使いながらシュートも選択肢の一つっていうことを意識していて、あそこで須賀さんには、まずはあれでいい、もうちょっと駆け引きがあればもっといい、って言われました。そういうポジティブな指示だったので、あそこでは取れませんでしたけど、またプレーを楽しもうかな、ってすぐ思いました。
Q.ゴールがなかなか取れない悔しさは正直ありましたか?
それは、正直ありましたね。でも取れるときは取れる、取れないときは取れないものだと、それは関東リーグ時代から思ってプレーしているので、あまり気にしないようにしています。ゴールは勝利のためにするものなので、負け試合で取るよりも今日勝ち試合で取れたことが良かったと思います。特に湘南にはオーシャンカップでパワープレーで逆転されているので、今日はそのあとの湘南のパワープレーも守りきって勝てましたから、そのことが何よりも嬉しいです。
Q.Fリーグになって相手のレベルも上がったと思いますが。
僕の課題はフィジカルなんですが、体重も少し増えてきているし、スピードはFリーグでも十分通じるなと感じていて、そのスピードをフィジカルで消してしまうのは勿体ないので、それに耐えられるくらいのフィジカルをつけていけばもっと僕のスピードが活きてFリーグでも活躍できると思います。
Q.筋力トレーニングなどもしているのですか?
フウガはプレーの中で上げていく練習なので、厳しい練習が多いですけど、そこを手を抜かないでついていくことでフィジカルもドンドン上がっています。中盤からしつこい位にゴールに向かって仕掛けていくっていうのが僕の良さで、そういう選手はフウガにはいないので、状況に応じて周りを使うか自分で仕掛けるか判断しながら、そういうプレーをこれから出していければもっと上手くいくんじゃないか、体が細くてもやっていけるっていうのをお客さんにも見せていきたいって思います。
Q.チーム全体の状態はどうですか?
次が名古屋戦で、この前は北海道に負けてしまったので、連敗で名古屋戦を迎えたくないというのと、駒沢のセントラルでお客さんも沢山入っているということで、今日はビッグマッチだとチームで捉えていて、そんな中で勝てたのはすごく大きかったと思います。名古屋とはPUMACUPの決勝で1勝1敗ですけど、僕自身は対戦するのが初めてなので凄くワクワクしています。ここを全員でチームプレーに徹してフウガらしさを出していければチャンスがあるのかなと思います。頑張ります!

 

    フウガドールは本日8月20日午後8時、墨田区総合体育館にて名古屋戦を戦います。

        Fリーグ駒沢セントラル、これまでのレポート
           エスポラーダ北海道vsバサジィ大分
           デウソン神戸vs名古屋オーシャンズ



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(写真:金子保子 中根高磁)    


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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

2019年第11節終了時

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