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関東リーグ2011 1部 第6節 8月6日 取手グリーンスポーツセンター
柏イーグルスTOR'82 3-1 アルティスタ埼玉 フォトギャラリー
1部昇格初年度ながら、高い集中力の守りとチャンスを確実に決める決定力で現在首位と勢いに乗る柏。
その柏を前節、強豪ファイルに大量得点で勝利したアルティスタが止められるか。
会場の取手は常磐線で柏から10分。柏の勝利を期待して地元の大応援団が駆けつけた。
柏は攻撃の要、スピードとシュート力のある特手(こって、中央Tシャツの選手)がケガで出場できず。
首位を快走し、もともと下部組織がしっかりしていることもあって、どんどん増える柏サポーター。
観客席を埋め尽くし、いくつものフラッグが揺れ、
小規模ながらJリーグの試合の様な雰囲気を作り出す。
しかし試合が始まるとアルティスタが優勢。
柏はここまで得点機を確実に決めてきたが、今回は特手の不在もあってか、いつものような迫力がない。
そんな中の12分、アルティスタ小原(No.1)がゴール前から狙いすましたシュートを決め
柏のサポーターを尻目に先制点を奪う。前半、柏の放ったシュートはわずか4本。
大声援を前にこのまま終われない柏は後半に入ると反撃開始。
後半2分、高村(柏18)が左サイドを突破しグラウンダーのシュートを叩き込んで同点!
ここから柏らしさを取り戻し、ゴール前での怖さを感じる攻撃が続く。
14分には、上福元(柏19)がドリブルで体勢を崩しながら強引に放ったシュートが決ってついに逆転!
上福元の雄叫びがこだまし、観客の声援が会場を覆い尽くした。
さらに17分、同点弾を決めた高村が中盤で相手ボールをカットしてカウンター。
フリーの状態でドリブルし、しっかりとゴールを決めて3点目。
これが首位の勢いか、前半での大人しさが嘘のように後半柏が爆発!
アルティスタも最後の1秒まで必死に戦うが、スコアは動かず3-1で柏が首位を守った。
12分、アルティスタ小原が先制点を奪う
後半に向け、激を飛ばす柏の特手
後半2分、同点弾を決める高村(柏No.18)
後半14分、ついに柏逆転! 決めたのは上福元(No.19)
後半17分、前がかりのアルティスタの裏をついて高村(柏No.18)が追加点! 3-1
アルティスタも必死に勝ちに行くが
3-1で試合終了!
見よ!この観衆!
柏はプレー、気持ちとも充実!
局面で見れば押される場面も多く、完全な試合ではないが
選手一人一人がイキイキとプレーし、首位に相応しい勝負強さを見せ続けている。
この勝利でフウガと勝点13で並び得失点差で1位。失点は12でリーグ最小だ。
実は昇格初年度チームは活躍しやすい傾向がある。
相手チームが情報不足なことと、挑戦者として挑む姿勢が序盤の好調を生みやすい。
しかし柏はここまで驕ることなくディフェンスを基本に自分達に出来るフットサルを続けている。
この姿勢で一時の勢いで終わることなく最後まで優勝争いを続けられるか、期待を込めて注目したい。
アルティスタはこれで勝点7の5位。
上位チームにも内容では負けていないが勝ちきる決定力がもう一つ。
7節終了時4位以上の全日本選手権シード権の獲得に向け、次節は勝点7で並ぶブラックショーツとの直接対決。
勝ってカフリンガかファイルが負ければ4位以上となるだけに、まずはシード権を取り、
リーグ後半戦の巻き返しにつなげたいところだ。
同日行われた試合のレポートはこちらから↓
ファイルフォックス-ブラックショーツ戦、カフリンガ-コロナFC権田戦
フウガ東京-ゾット早稲田戦
第7節は8月20日(土)、東久留米スポーツセンターで11:00開始です。 日程の詳細はこちら
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