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　地域チャンピオンズリーグ2014　2月23日 テバオーシャンアリーナ
　　　　
　 準決勝　フウガすみだ　vs　SWH フットサルクラブ　

　　　全国の地域リーグ上位チームが一堂に会し、3日間で日本一を決定する地域チャンピオンズリーグ。　
　　　グループリーグを1位で勝ち抜いた4チームが3日目の決勝トーナメントに進んだ。
　　　準決勝第1試合はフウガ対SWH。定期的にエキジビジョンマッチも開催して対戦するライバル同士。
　　　昨年の同大会の対戦でも引き分けている。フウガの5連覇を阻むべく、宿敵にSWHが挑んだ。
　　　

　試合前、談笑する両監督。
　

　

　エキジビジョンでは勝っているが公式戦では勝てていない。打倒フウガに燃えるSWH。
　

　

　いよいよ試合開始。両監督は改めて堅く握手する。
　

　昨年の対戦時は西、武石らが怪我で万全でなかったSWH。今年は主力が欠けずに挑む。
　

　逆にフウガはファーストセットのFIXO諸江が初日の怪我で不在。それでも勝って地域無敵を示せるか？
　

　

　さっそくシュートの打ち合い。
　

　

　

　互角、いやSWHがやや優勢か。
　

　

　

　

　

　

　

　5分40秒、小田(SWH20)のシュートをGK揚石が弾き↓
　

　

　こぼれ球を伊藤(SWH13)がゴールに叩き込む！
　

　SWH先制！0-1。
　

　

　リードを許したフウガが反撃するがSWHが気持ちのこもった守りを見せる。
　

　

　

　

　武石(SWH11)のシュートはゴール裏の格子にピッタリ収まる。
　

　

　

　9分32秒、樋口(SWH10)がセンターに戻す振りをしてゴール前へボールを入れると↓
　

　ディフェンスの足に当たってゴールへ吸い込まれる。
　

　

　SWH2点目。リードを広げる！
　

　

　流れが悪いフウガ。タイムアウトで間を取る。
　

　しかし大きく流れは変わらない。
　

　

　

　

　

　

　

　こんな時ほど険しい顔をせずに選手を安心させるフウガ須賀監督。
　

　フウガGKは揚石から大黒に代わっている。
　

　

　

　前半は0-2で終了。フウガは反撃の1点を取れなかった。
　

　

　

　いよいよフウガに勝つときだ！後半も気合十分なSWH。
　

　しかし後半はさすがにフウガが押し込む。
　

　

　

　25分、セカンドセット荻窪(フウガ18)のシュートはゴール前を横切る。
　

　

　岡山(フウガ16)のシュートはブロック。
　

　

　フウガファーストセットに戻って26分57秒、中央宮崎(フウガ6)のシュートがゴールを捕らえる！
　

　

　ようやくゴールを奪ったフウガ。1-2。
　

　

　この勢いで一気に追いつけるか？
　

　フウガは前線からプレスを仕掛ける。
　

　裏を取りやすくなったSWHはカウンターを狙う。
　

　

　

　30分46秒、SWHのカウンター、佐藤(SWH19)のシュートがGKの足元を抜く！
　

　

　SWHに貴重な追加点！1-3。
　

　

　2点差で残り時間は10分を切っている。厳しくなったフウガが必死に攻める。
　

　金川(フウガ3)のヘディングはわずかに外れる。
　

　

　

　31分44秒、右サイドからのパスに宮崎(フウガ16)がシュート↓
　

　

　弾かれたところをまたシュート↓
　

　また跳ね返ったところを今度は金川(フウガ3)がヘディングシュート↓
　

　これを宮崎がまた頭で押し込む！
　

　

　ようやく入った！これで2-3、フウガがあと1点に迫る。
　

　

　攻めるフウガ、守るSWH。
　

　

　

　フウガのシュートの雨にSWHが耐える。
　

　

　

　

　36分38秒、左サイド神尾(フウガ9)がアウトサイドで右に振り↓
　

　岡山(フウガ16)がダイレクトボレーで叩き込む！
　

　

　ついに同点！3-3、追いついたぞ！
　

　

　

　

　同点となり残り3分ちょっと。勝ち越しを目指すフウガ。
　

　

　37分16秒、浮き玉に岡山(フウガ16)が爪先シュートで合わせる！
　

　ゴール左へ入り込んで、いよいよ逆転！4-3。
　

　

　さらにフウガは攻める。GKが飛び出したところを粘って内へ転がすと↓
　

　神尾(フウガ9)が無人のゴールへ蹴り込む！
　

　

　連続ゴールで5-3、勝利が見えた！歓喜するフウガベンチ。
　

　

　残りは2分ちょっと。同点後、少し気落ちしていたように見えたSWHだったが、ここで諦めず、再度反撃に出る。
　

　

　

　38分55秒、右サイド自陣から清水(SWH14)がGKの位置を見てロングループシュート↓
　

　これが見事にゴールを捕らえる！
　

　5-4、これでまた1点差。最後にまた反撃できるSWH。はやりフウガの宿敵と呼ぶにふさわしい。
　

　

　残り時間は1分。今度は逃げる立場になったフウガがタイムアウト。SWHもラスト1分に掛ける。
　

　しかしここはカウンター合戦などにならないよう、フウガが時間を使わせる。
　

　

　ついにタイムアップ！決闘と言っていい大熱戦を終盤の逆転で制し、フウガが劇的勝利を飾る！
　

　

　

　

　

　あと一歩まで追い込みながら勝てなかったSWH。涙する選手。健闘を称える須賀監督。
　

　

　それでも負けないフウガ。決勝進出。最強のままの地域リーグ卒業を掛けて、ファイルフォックスとの決勝戦へ。
　

　SWH上田監督にお話をお聞きしました。
　
Q.凄い試合でしたが残念でした。試合の感想をお願いします。
過去3回の地域チャンピオンズリーグの中ではベストな状態でフウガ戦に入れたんですが、逆にフウガは諸江選手がいなくて、後ろで全体も見れて自分でも打開できて、あれだけのFIXOはなかなかいないので、フウガも苦しかったと思いますし、そこを分かった上でウチもしっかり前もって準備して臨んだんですが・・・でもまあプランニング的にはそこそこ良いゲームは出来たんではないかと思います。
Q.2点リードから後半追い上げられて、1-3になった辺りから多少パスミスが出始めたように思いました。
そうですね、ミスもあると思うんですが、どちらかというとフウガというチームは本当に諦めない、最後までやりきるチームで、選手たちもそれを良く知っているので、それで気持ちが後ろ向きになったかもしれないですね。2点リードのハーフタイム時にも、フウガは絶対追いついてくるからと、それが当たり前だから慌てるなと話しましたし、後半タイムアウト取った時もその辺りを指摘して建て直しを図ったんですが、同点に追いつかれてから一気に逆転されたところなど、決してウチの選手が落ちたりしたわけではないんですが、きっちり決めてくるフウガがまだ少し上手なのかなと思います。
Q.フウガに勝つにはあと何をしなければいけないのでしょう。
フウガはもちろんウチが、僕も選手もスタッフも一番リスペクトしているチームですし、でもフウガと同じことをやっても絶対勝てないと思うんです。フウガは4年間勝ち続けているチームで、勝者のメンタリティも持っているチームだと思いますし、我々はいつもチャレンジャーの気持ちなんですけど、でもそれだけじゃなく、もっとキャラクターというかチームの色を最後まで出し切れるっていうのが、まだまだ足りないかな、って思います。例えば、まだ繋げるところをどうしてもセイフティなってしまったり、いつもより判断が遅れたり、そういうことをせずに自分たちのカラーを貫かなければ、浸透しきった強固な結束力を持つフウガというチームに勝ることは出来ないのかなって思います。
　


　　　　　地域チャンピオンズリーグ、これまでのレポート 　 　　
　　　　　　　　　　　　Cグループ　SWH vs ブラックショーツ 　　
　　　　　　　　　　　　Aグループ　フウガすみだvs名古屋オーシャンズサテライト
　　　　　　　　　　　　Bグループ　フュンフバイン京都vsファイルフォックス府中 　　
　　　　　　　　　　　　Dグループ　デリッツィア磐田vsディヴェルティード旭川／デリッツィア磐田vsミキハウス
　　

　　　　　　　
　　
　　　　
　　　　　　　決勝日の残りの試合もレポートします。
　　　
　　

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