地域チャンピオンズリーグ 決勝ラウンド 2月24日

  準決勝第2試合 フウガすみだ vs MEMBER OF THE GANG
   
   地域チャンピオンズリーグは、全国各地域リーグ上位の代表16チームが全国制覇を目指す大会。
   1次ラウンドを勝ち抜いた4チームが最終日の3日目に準決勝、決勝戦を戦う。
   
    準決勝の第2試合は4連覇を目指す地域リーグの絶対王者フウガすみだと
    関東リーグ2位のファイルフォックスを破ってグループリーグを勝ち上がった
    東海リーグ3位、MEMBER OF THE GANG(以下ギャング)の対戦。
    立ち上がりからフウガがプレッシャーをかけギャング陣内で試合を展開。
    13分、前線の太見の戻しを、後ろから上がってきた諸江が決めてフウガが先制。
    その後も押し込まれるギャングだが、17分、石川が中央をドリブルで駆け上がり
    フウガディフェンスに囲まれながらも粘って放ったシュートがGKの頭上を貫く。
    ギャングは前半シュート2本と圧倒されたが、1-1で折り返す。
    
    同点のまま時間を過ごしたくないフウガ。後半立ち上がりに圧力を掛け、1点を取りにいくと
    狙い通り22分、宮崎のクロスをゴール真ん前で待つ太見が合わせて2-1と勝ち越しに成功。
    この後フウガは1点あれば良いと言わんばかりに強引に攻めず、キープしながら機を見て追加点を狙う。
    ギャングは仕掛けたいがチャンスが訪れないジレンマの続く展開。
    ところが、このままの試合終了もイメージし始めた残り5分から、ギャングの攻撃が機能しだす。
    本渡らが捨て身で放つミドルシュートが枠に行き出し、フウガディフェンスが間を詰めると
    今度はクロスが決まりだす。あわやという場面が連続で訪れたが、同点に追いつくには時間が足りなかった。
    最後にヒヤッとする場面はあったが、全体としてはフウガが落ち着いた試合運びで勝利。
    決勝進出と3年連続のオーシャンアリーナカップ出場権を獲得した。   
 
 フウガコーチ陣。手前が須賀監督。
 

 
 

 3日で4試合目。ハードスケジュールの中、4連覇を目指すフウガ。
 

 東海代表のギャング。キャプテン日下(10番)、攻撃の起点木村(14番)が中心選手となる。
 

 フウガは2ndセットでスタート。それでも前プレは変わらない。
 

 優勢に試合を進める。
 

 
 

 13分、フウガ太見(8番)が溜めて↓
 

 戻したボールを諸江(4番)が決める。
 

 
 

 1-0。フウガ先制。
 

 
 

 攻めるより流れを渡さないように試合を進めていたフウガだったが、
 

 17分、ギャング石川(3番)が中央をドリブル↓
 

 囲まれたがそのまま強引に突破し↓
 

  
 

 滑り込みながらシュート!
 

 ワンチャンスをものにし同点に追いついた。1-1。
 

 
 

 しかしこの後も攻めるのはフウガ。 
 

 
 

 18分、ギャングゴール前でフウガのフリーキック。
 

 トリッキーなリスタートを見せるが惜しくも得点ならず。
 

 
 

 
 

 1-1で前半終了。良くしのいだギャング。
 

 ハーフタイム。フウガのベンチには冬バージョンのお父さん犬。なんせ胸スポンサーがsoftbankですから。
 

 
 

 後半立ち上がり、前半よりも激しく試合に入るフウガ。
 

 
 

 22分、宮崎のクロスを太見(8番)が合わせて勝ち越し。2-1。
 

 取りたいときに取れる。フウガ太見の強み。
 

 
 

 
 

 勝ち越したフウガはリスクをかけた攻撃には出ないが、決定機は何度も訪れた。しかし決められない。
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 残り5分を切り、リードされているギャングは思い切りの良いシュートを放ち始める。 
 

 
 

 ギャングのシュートは良いコースを捉え、あわやという場面を作る。
 

 
 

 
 

 しかし同点ゴールは奪えない。 
 

 
 

 2-1でタイムアップ。終わってみれば1点差。僅差の勝負。
 

 最後は惜しかったギャング。破れはしたがファイルフォックスを破り、フウガにも1点差。東海の意地を見せた。
 

 
 

 1点差だったが、少しユトリをもっていたようにも見えるフウガ。この1時間半後に決勝戦。ついに4連覇に王手をかけた。
 

 MEMBER OF THE GANG 木村選手にお話をお聞きしました。
 
<今日はフウガ相手にどのような対策で入りましたか?>
チームとしての対戦は初めてですけど、(自分や選手によっては)三重県選抜vs東京選抜とかで(フウガの主力や須賀監督とは)当たったことはあったので、フウガの前プレから来るやり方は分かっていましたし、チームとしては1次ラウンドでやってきたことをディフェンスから入る感じで準備して、それはある程度はできたかなと思います。結構チャンスも作れたのは良かったんですが、もうちょっと決めるところを決めたり、チャンスの数ももっと多く作れていれば良かったですね。ボールはまあまあ回せていたんですけど、やっぱりプレッシャーがきつくて、簡単に前を向いてプレーさせてくれなかったので、第2PKポイントより前とか、コーナーとかまでなかなか行けなかったですね。
<終盤は追いつけそうな場面も多かったですが、なにか変化はあったんですか?>
そうですね。残り7分くらいのときにタイムアウトを取って、繋いでいても仕方ないからとにかくリスクかけても前に入れてゴールを向かっていこうと話しあって、それでチャンスが増えましたね。
<今日の経験を踏まえて、再戦ができるとしたら、今度はどう戦いたい、というのはありますか?>
意外と繋げるな、というのは感じたので、もっと前へ前へのパスを増やしてチャンスを増やしたいと思います。
<十分勝機のある相手だと感じましたか?>
うーん・・・まあ、圧倒されることはないな、とは思いましたし、やれる部分はあると思いますね。たぶんチームとしての世間の評価は、ウチは低いと思うんですけど、やれるかな、とは思うんですけどね。選手たちは自信にやった部分はあると思います。ただやっぱりフウガは上手かったですよね。すかされて、ボールを取りにいくと回されて、動かされてるなぁ、という感覚はありましたね。
<木村さん個人としてはもっとやれたんじゃないかと思いませんか?>
そうですねぇ・・・まず3日で4試合ですからね。楽な試合も一つもないんで、ちょっとコンディション的に落ちてしまいましたね。
<昨日ファイルフォックスに勝ちましたが、フウガとファイルは違いますか?>
全然違いますね!ファイルはもっとシンプルで早いですね。フウガは結構一人ひとりが持っている時間が長いんですが、ファイルはポンポンポーンってハタいて、動きまわされるって感じで。勝ちましたけど、衝撃的でしたね。今日と合わせてチームとして次につながる凄い良い経験になりました。
<東海リーグは名古屋サテライトも素晴らしい戦いぶりでしたし、元々強いリーグですけど、さらに強くなっていますか?>
そう思いますね。昔に比べればかなりレベルアップしていると思います。他が敗れたので、僕らはここまでこれて良かったですし、チームの皆も東海の代表としてプライドを持ってやっていたと思います。ある程度の責任は果たせたかなと思います。
     
    同大会のピックアップマッチのレポートおよび写真は順次掲載していきます。
 
    準決勝第1試合 フュンフバイン京都vsミキハウス のレポートはこちら
    Aグループ第3試合 広島F・DOvsフュンフバイン京都 のレポートはこちら
    Bグループ第3試合 SWHフットサルクラブvsフウガすみだ のレポートはこちら
    Bグループ第1試合 名古屋オーシャンズ サテライトvsフウガすみだのレポートはこちら
    Aグループ第1試合 広島F・Do vs バルドラール浦安セグンド のレポートはこちら


    
 

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写真: 金子保子 中根高磁


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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ
大分
26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4

2019年第11節終了時

8.18 チャレンジすみだvs町田
7.21 第6節 町田vs名古屋
6.22 開幕戦インタビュー

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関東リーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → ファイルフォックス 9 +7
2 → バディラン
ツァーレ
9 +4
3 → コロナFC権田 6 +3

2019年第4節終了時

12.15 17節 リガーレvsゾット
12.13 17節 ロンドvsファイル
12.122 17節 カフリンガvsショーツ

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