3月9日 舞洲アリーナ
全日本選手権 1次ラウンド 2日目 大阪会場 翌日レポート
全日本選手権、大阪会場2日目の翌日レポートです。
グループC 2日目 15:30~
シュライカー大阪 2-2 フウガすみだ
昨年も1次ラウンドで当たったこのカード。その時は激戦の末、1-0で大阪が勝利。
今年こそ決勝の地・代々木に帰ると気を吐くフウガは、大阪に臆せず序盤から前プレを掛ける。
大阪は中盤ではフウガにボールを回されながらもゴール前には簡単に入れさせず、
逆にカウンターがフウガの中盤を抜けた時には、フウガゴールに厳しいシュートを浴びせる。
前半は互いに慎重に進めたこともあり、0-0で後半へ。
後半も前半と同じく互いの特徴を出した攻防が続くが、そろそろ点が欲しい両者。
フウガのボールを奪った松宮が左サイドを駆け上がり、GKとの一対一を決め、ついに大阪が先制。1-0。
昨年と同じ結果がフウガの頭をよぎり出した30分、大阪ゴール前に入れたボールを大阪ディフェンスが触り、
飛び出していたGKイゴールの頭上をループで抜けてゴールへ入ってしまう!棚ボタの得点だがフウガには待望の同点弾!
時間が過ぎ、このまま終了かと思われた残り3分、しかしここからがドラマのクライマックス。
太見に当てたボールを宮崎経由で中央の金川へ、というフウガ得意の形が決まり、なんと逆転弾が飛び出す!
大歓喜するフウガ。この一戦を見ようと駆けつけた多数の観客もフウガの執念に大興奮。
しかしFリーグ準優勝、そして前年優勝チームとして意地でも負けられない大阪はパワープレーで点を取りにいく。
同点かパワープレー返しか?ピリピリとした緊張感の中、大阪が左サイドから
ゴール前を横切るパスで逆サイドに振ると、ヴィニシウスがゴール上段へ叩き込むシュートを決め土壇場で同点!
フウガファンでも大阪ファンでもない観客までもが「鳥肌が立った。」という大激戦は2-2の引き分けで終了。
これで両者は3日目に勝てば1位かワイルドカードでともに決勝ラウンド進出が決まる状況となった。
(※この試合は後日別途フォトレポートいたします。)
グループC 2日目 15:30~
ボルク北九州 7-4 クオーレ仙台
この日はクオーレが積極的に前に出て攻撃を仕掛ける。
しかしボルクは江口を中心にした早いカウンターで決定機を作り、前半10分には2-0とリード。
攻めながらも得点を取れなかったクオーレだが、12分渡部のゴールで反撃を開始。
前半残り1秒、米山のゴールで3-3の同点に追いつく。
後半開始すぐにボルクが4-3と勝ち越した後は一進一退の攻防。
30分、セットプレーから清水のミドルシュートでクオーレが三たび追いつき4-4。
そして残り2分を切り、ボルクの足が止まったところでまたもや清水の決勝弾!
ボルクは残り時間を攻めたが、手薄になった守りをつかれ連続で追加点を許し4-7。
初日はいい所なく敗れたクオーレだが、この日は連携も見られクオリティの高さを示した。
大阪会場(グループABC)の試合の模様は順番に掲載予定です。
この日の他の写真も後日フォトギャラリーで紹介します。
1日目の模様はこちら→ 1日目 グループA / 1日目 グループB / 1日目 グループC
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撮影・記事: 大関朋美 中根高磁
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時