全日本選手権 PUMACUP2014 関東大会 1月18日 取手グリーンSC
準々決勝 ファイルフォックス府中 vs カフリンガ東久留米
3位までが全国大会へ出場できる関東大会。1回戦を勝ち抜いた準々決勝で、早くも優勝候補同士の対決となった。
関東リーグを2位で終え、地域チャンピオンズリーグ出場権を持つファイルは、年末のリーグ最終節でもフウガを
破るなど、勢いに乗っている。この試合も立ち上がりが良かったのはファイルフォックス。
5分、ゴール前でボールを受けた杉本が左に流れながら反転シュートを決め、ファイルフォックスが先制。1-0。
この後もファイルは高いポジェッションで攻め、なんと前半だけでシュートは32本。
しかしカフリンガも勢いに飲まれず1-0のまま試合が進むと、前半終了間際の19分、
小出のポストから左サイドを上がった夏野が決め、1-1の同点で後半へ折り返す。
後半開始直後、縦パスから瀬戸が即座に放ったシュートがキーパーの意表を突き、ゴールネットを揺らす。
しかし後半はカフリンガもボールを保持して積極的に前へ。23分にはコーナーキックからゴール前へのパスを
小出が叩き込み、2-2の同点に追いつく。名門同士、感情むき出しの一進一退の攻防。
大事な終盤の勝ち越し点を挙げたのはファイルフォックス。33分、三木のシュートがこぼれたところを
藤本が叩き込み、ファイルが勝ち越し、3-2とこの日3度目のリードを奪う。
残り時間はわずか。カフリンガ必死の反撃もかなわず、このままファイルの勝利かと思われた38分。
右サイドを垣本が突破、ファーサイドへのシュートパスをまたも小出が押し込んで、土壇場で同点!
敗れれば今季全国大会への出場がなくなってしまうカフリンガの喜びが爆発。試合は3-3でPK戦へ。
PK戦の先行はカフリンガ。1本づつ外し、2-2で4人目。ここでファイルが外し、2-3でカフリンガ5人目は小出。
この日2度の同点弾を放っている小出がこれを決めて、PK戦4-2でついに決着!
勢いに乗って素晴らしいプレーを見せていたファイルフォックスを、堂々と破ったカフリンガが準決勝進出を果たした。
5分、杉本の反転シュートが決まってファイル先制。1-0。
16分、押されながらも1-0で粘っているカフリンガのタイムアウト。
19分、夏野のミドルシュートでカフリンガ同点。1-1。
ハーフタイム。
後半10秒、キックオフ直後に前に出た瀬戸の中央やや左からのミドルシュートでファイル勝ち越し。2-1。
23分、コーナーキックからゴール前、小出のゴールでカフリンガ同点に追いつく。2-2。
33分、シュートのこぼれ球を藤本が押し込み3-2。ファイル終盤で三たび勝ち越しに成功。
あとのなくなったカフリンガ。決死の反撃に出る。
38分、右サイド垣本からのシュートパスに小出が飛び込み、カフリンガ土壇場で同点に追いつく。3-3。
なおも攻めるカフリンガ。最後の1秒まで激しい攻防が続く。
3-3でタイムアップ。3度追いつかれ悔しそうなファイル。決着はPK戦へ。
4人目までカフリンガ1人、ファイル2人が外し2-3。
カフリンガ5人目、小出のゴールでついに決着!カフリンガが勝利をつかむ!
ファイルは涙する者もいたが、やりきった試合だっただけに地域チャンピオンズリーグで頑張ると気持ちを切り替えていた。
素晴らしいゲームを制し、カフリンガは準決勝進出。リーグ戦の借りを返すぞと、フウガとの対戦を楽しみにしていた。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
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1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ 大分 |
26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 |
2019年第11節終了時
8.18 | チャレンジすみだvs町田 |
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7.21 | 第6節 町田vs名古屋 |
6.22 | 開幕戦インタビュー |
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイルフォックス | 9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 |
2019年第4節終了時
12.15 | 17節 リガーレvsゾット |
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12.13 | 17節 ロンドvsファイル |
12.122 | 17節 カフリンガvsショーツ |