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　関東リーグ2015
　第2節 6月20日 東久留米スポーツセンター

　　ブラックショーツ vs FCｍｍ

　　開幕戦は共に引き分けた両チーム。
　　一昨年3位で地域CL初出場、昨年5位のブラックショーツ(以下ブラショー)にとっても、
　　昨年関東1部リーグ1年目で7位、選手権は全国大会出場し上昇機運のFCｍｍにとっても、
　　今期上位に行くために、ここは負けたくないという試合。

　

　

　

　序盤は互角。比較的静かな立ち上がり。
　

　

　

　昨年までならボールを回すブラックショーツとカウンターのFCｍｍとなるところだが
　ポジェッションもFCｍｍが互角に試合を進める。
　

　7分、守備中に木村(ブラショー19)の靴が脱げる。
　

　

　リスタート後、平(FCｍｍ13)がつぶれながら↓
　

　転がしたボールを大貫(FCｍｍ19)がシュート！
　

　右ポストいっぱいに決まりFCｍｍが先制！0-1。
　

　

　

　先制点後も互角。違いはブラックショーツは高い位置でボールを回し↓
　

　FCｍｍはドリブルから早いタイミングでのシュートが多いこと。
　

　

　

　

　

　15分、中央の飯塚(ブラショー22)から右サイドでボールを受けた岡花(ブラショー18)が↓
　

　キーパーが飛び出してきたところ、一足早いタイミングでゴール上段へシュートを決める！
　

　ブラックショーツが同点に追いつく。
　

　

　

　さらに15秒後、鳥山(ブラショー14)からゴール前へパス↓
　

　横から入ってきた山口(ブラショー10)が受けて即シュート、ゴールへ流し込む！
　

　山口の技ありゴールでブラックショーツ逆転！2-1。
　

　

　

　

　

　

　2-1、ブラックショーツリードでハーフタイム。
　

　

　

　後半に入るとFCｍｍがボールを回しブラックショーツゴールに迫る。
　

　27分、左サイド大貫(FCｍｍ19)が持って↓
　

　同サイド田中奨(FCｍｍ23)が角度のないところから足元を抜いてゴールイン！
　

　FCｍｍが同点に追いつく。2-2。
　

　

　さらに1分後、ブラックショーツ陣で平(FCｍｍ13)が倒されFCｍｍがFK獲得。
　

　

　大貫(FCｍｍ19)が蹴ると見せかけ↓
　

　平(FCｍｍ13)が放ったシュートはサイドネットを捕らえる！
　

　してやったりキャプテン平！2-3とFCｍｍが逆転に成功。
　

　

　拮抗した試合だが、FCｍｍ先制後、前半はブラックショーツが立て続けのゴールで逆転、
　後半はFCｍｍが立て続けのゴールで逆転、同点の時間がほぼなく常にどちらかが追う展開。
　

　ブラックショーツは大型ピヴォの鈴木(ブラショー5)を置くなど前がかりに攻める。
　

　

　

　2-3のまま残り4分となり、飯田(ブラショー11)をGKにパワープレーを仕掛ける。
　

　しかし効果的な攻撃が仕掛けられず、残り時間が少なくなっていく。
　

　残り30秒、万事休すかと思われたブラックショーツ。飯田(ブラショー11)が考えて↓
　

　右へワンステップしシュート↓
　

　ポスト際に決まりなんと同点！
　

　土壇場で3-3。残り時間は27秒！
　

　これで勝点1はもらった。勢いづいたブラックショーツは一気に逆転できるか。
　

　と思った直後、リスタートから左に展開するFCｍｍ↓
　

　田中雅也(FCmm34)がえぐって折り返すと↓
　

　ゴール前で待つ平(FCMmm13)が上手く合わせてゴールに押し込む！
　

　なんとここに来て勝ち越しゴール！同点ゴールを奪われてから6秒での勝ち越し！FCｍｍまたもしてやったり！
　

　平(FCｍｍ13)は逆転のフリーキックのゴールに続いて、先を呼んでの連続ゴール！
　

　

　ブラックショーツ最後の攻撃は枠を捉えられず。
　

　

　タイムアップ！FCｍｍ劇的な勝利。
　

　逆転、逆転、残り27秒で同点、残り21秒で決勝ゴールというドラマティックな試合。
　

　開幕戦もリガーレと劇的な試合な末、引き分けだったFCｍｍ。今度は勝利で勝点4。2位タイにつけた。
　

　折角追いついたブラックショーツは一瞬の隙をつかれ勝点1を逃した。引きづりそうな敗戦となった。
　

　

　

　昨年も後半は上位と互角の試合が多くなっていた。今期は自信をつけて戦っているFCｍｍ。
　上位陣との対戦が楽しみ。次節はゾット戦だ。
　

　逆転弾＆決勝点を奪ったFCmmキャプテン平選手にお話をお聞きしました。
　
Q.おめでとうございます。まず残り21秒の決勝弾から振り返ってもらえますか。
苦しい場面で同点とされて、嫌な雰囲気も流れそうになったんですけど、ベンチから明るいもう一点取ろうよ！って声も上がっていたので、最後味方がつないでくれたボールを僕は押し込むだけでした。チームのコンセプトとして、切り替えと最後まで走り切ることを掲げてやっていますので、苦しい時間でしたけど、最後まで走りきれたことが勝利につながったのだと思います。
Q.試合を通しての感想はいかがですか？
相手には強いピヴォがいますし、そこに入れて押してくるのは分かっていたので、そこは上手く耐え切れたかなと思います。　
Q.逆転のフリーキックの時、大貫選手が蹴ろうとしていたのを平選手が蹴りましたね？
フリーキックになった時点でいろんな形をチームで持っているんですけど、あの時は形というより僕に蹴らせてくれと大貫にお願いして、そうしたら「分かった」と蹴るときにああしてフェイクをしてくれたので決まった点だと思います。
Q.今日はFCmmらしい試合ができましたかね？
本当にそうですね。泥臭い、走るということで勝てた試合だと思います。
Q.今年は優勝を目指していると聞いていますが、選手みんなやれるという気持ちなのですね？
そうです！去年の最後、プーマカップで全国に出て、Fリーグのチームと0-5のビハインドから5-5に追いついて、あれが凄い自信になっているというか、俺たちこんなに出来るんだ、それを関東リーグで表現しようぜ！優勝狙っていこうぜ！っていう気持ちでチームが揃っています。
Q.するとやはりあのバサジィ大分戦が大きかったのですね？
そうです。まさにあの試合が分岐点です。あの試合で大きく変われたと思います。あの試合は今でも忘れることは出来ませんし、またああいった舞台に出て、ああいった試合をして、応援してもらえるようなチームになっていきたいです。



　次節は6月28日(日)ウイングハット春日部で行われます。
　　11:00　柏トーア’82 vs カフリンガ東久留米
　　12:50　バルドラール浦安セグンド vs リガーレ東京
　　14:40　ファイルフォックス府中 vs コロナFC/権田
　　16:30　ゾット早稲田 vs FCｍｍ

　ここまで掲載した関東リーグ第2節の試合
　　ファイルフォックス府中vs柏トーア’82


　

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