3月10日 舞洲アリーナ
全日本選手権 1次ラウンド 3日目 大阪会場 レポート
全日本選手権、大阪会場3日目のレポートです。
グループB 3日目 12:15~
デウソン神戸 4-2 ペスカドーラ町田
ともに1勝1分で迎えた神戸と町田の対戦。引き分けなら得失点差で町田が勝ち抜ける。
舞洲アリーナには神戸勝ち抜けの瞬間を見ようと、この日一番の観客が詰め掛けた。
Fリーグの順位的にも上位の神戸だが、町田はリーグ終盤に破れ神戸が3位を逃すきっかけになった相手。
8分江藤のゴールで神戸が先制し、会場も盛り上がるがすぐに町田の反撃に遭う。
先制直後に大きな揺さぶりから右サイド橋本がシュートを決め同点。
11分には中央右から篠崎が豪快なロングシュートを決め1-2と逆転。会場の神戸ファンに動揺が走る。
この後も町田が良くボールを回し、勝利が必要な神戸はジレンマの続く展開。
後半に入り町田にチャンスが続き、会場もざわつき始めた25分、神戸の反撃が始まる。
右サイドに抜け出た江藤がGKを交わし同点ゴール!静かだった観客に歓声が戻ると、
27分にはフリーキックを西谷が決め、逆転に成功!会場は大声援に包まれる。
さらに30分、江藤が難しいミドルシュートを決めハットトリック達成! 4-2。大きく勝利を近づける。
町田は滝田をキーパーにパワープレーを開始するが、なかなかシュートが打てない。
39分、神戸のタイムアウト後の残り1分はホームのようなサポーターのコールと歓声のなか、
町田の攻撃を守りきった神戸が決勝ラウンド進出を決めた。
グループB 3日目 12:15~
広島エフドゥ 3-2 府中AFCサテライト
まだ未勝利の両チーム。せめて一勝でもしなければとピリピリとした緊張感のなか試合が始まる。
序盤は府中ペース。積極的にボールを回し広島陣内での時間が長くなる。
8分、ペナルティエリアライン上からのフリーキックを大徳が叩き込んで府中が先制。
この後もポジェッションは府中だが、元々カウンター型のエフドゥが、ボールを奪い
ゴール前まで持ち込んでチャンスを作るシーンが増えていく。
前半は0-1のまま終了。後半も両チーム決定機を作れないまま時間が過ぎる。
点が動いたのは32分、エフドゥ田中が左サイドに持ち込んで、ディフェンスは戻っていたが
狙って放ったシュートが足元をかすめて府中ゴールに転がる。これで1-1。
ここからはエフドゥの波状攻撃。ドリブルからコースが見えればシュートを次々と放つと
36分、ついに冨広の強烈なシュートが枠を捉え逆転に成功。
押し込まれていた府中はパワープレーで捨て身の攻撃に出ると、残り1分、
キーパーユニを来た日永田が右サイドからゴールを決め2-2、再び同点。
もう時間がない中、両チーム必死に攻めあい、このまま終了と思われた残り3秒、
府中ゴール前に入れたクロスに田中が飛び込んで合わせ、土壇場で決勝ゴール!
終盤8分は両チームの気持ちが表に出た熱戦となったが、エフドゥが意地を見せた。
初出場の府中サテライトは、3試合とも内容は拮抗していたが未勝利のまま大会を終えることとなった。
大阪会場(グループABC)の試合の模様は順番に掲載しています。
1日目の模様はこちら→ 1日目 グループA / 1日目 グループB / 1日目 グループC
2日目の模様はこちら→ 2日目 グループA / 2日目 グループB / 2日目 グループC
3日目の模様はこちら→ 3日目 グループA /
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撮影・記事: 大関朋美 中根高磁
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時